トオル

(再)情が深すぎる男2~その6~(第3愛人特集)

第3愛人のトオルが指定して、 第2愛人のヒロシと先月逢瀬したホテルは、 フロント形式のホテルで、 オープンスペースの駐車場に車を停めると ホテルの建物まで歩いて向かわなければならなかった。 尤も、相手のメンズが誰であろうと、 逢瀬するときは...
メイクラブ

(再)飽食のひと~その7~

あたしが待ち合わせ場所の、パレスホテル東京の巨大なロビーで ヒロシと落ち合ったのは、待ち合わせ時刻よりも30分遅れで あたしの心服して止まないメンター、通称・教祖様と あたしより実に2周りも年下ながら うふふ、あたしと同じ匂いのする、T嬢と...
トオル

(再)情が深すぎる男2~その5~(第3愛人特集)

「お待たせ」 そう言いながら、キデはトオルの車に乗り込んだ。 「キデ♪」 トオルはいつものように、キデを見ると、 嬉しそうにキデの名前を呼んだ。 しかし、この間逢瀬したのは もう一月近く前だったように思うが その時よりも確実にトオルには疲労...
メイクラブ

(再)飽食のひと~その6~

翌朝、あたしは本命中の大本命、アレックスとの逢瀬を 夕方に控えていつになくワクワクとしていたわけだけど 不発に終わってしまった、Mr.マッチョとの再トライアルも 少なからず生身のメンズに触れたという意味では あたしに幾分かの満足を与えたみた...
トオル

(再)情が深すぎる男2~その4~(第3愛人特集)

休日の朝、いつもならキデは 心置きなくモーニングシャンパンを楽しむのだが しかし、今朝はこれからトオルとの 逢瀬が控えているので 空腹でお腹が鳴らない程度に軽くつまむと シャンパンは飲まなかった。 アルコールは身体の感覚を麻痺させてしまう、...
メイクラブ

(再)飽食のひと~その5~

ベッドでのMr.マッチョの愛撫は日頃だったら 可もなく不可もなしって、あたしに切り捨てられていたことでしょーけど 何せ、久方ぶりに受けた生身のメンズからの愛撫だったものだから あたしはゾクゾクと興奮しながら受け入れていたわね ただ、まだ引き...
トオル

(再)情が深すぎる男2~その3~(第3愛人特集)

トオルとの逢瀬の前の晩、 宵っ張りのキデが ブログ記事の執筆に集中し過ぎて 結局寝たのが午前2時前だった。 いつでもキデはまとめて 公開2‐3日分の記事を用意しておくのだ。 しかも、明日の昼は、 トオルとの逢瀬の真っ最中なので いつものよう...
メイクラブ

(再)飽食のひと~その4~

メンズにも2種類のタイプがあると思うの 1つ目は、「愛人タイプの男」 2つ目は、「純然たるセフレタイプの男」 目の前の男がはてさてどちらのタイプなのか それは2度寝てみるとよく分かる、見えてくる 前者の特徴として、まずは無類のキス好きである...
トオル

(再)情が深すぎる男2~その2~(第3愛人特集)

キデは知り合って直ぐに、 ゆーやの持ち前の感性と それを表現する言葉のセンスに 虜になってしまっていた。 実際に肌合わせをする前から このメンズはまごうことなき 愛人候補ねと決めた、 そんなゆーやとの出逢いの経緯を書いた ブログ記事をここ最...
メイクラブ

(再)飽食のひと~その3~

昨今、筋トレブームがかまびすしくて もはや男女問わず猫も杓子もやれ筋トレだって騒いでいるけど そーねぇ、たるんだ体を引き締める程度の筋トレならあたしもいいと思うけど 元々の体の個性を無視してまでの、パンプアップされた筋骨隆々の肉体って 一体...