私の中で、「愛人枠メンズ不要論」が日に日に強くなって
それを補うかのようにセフレ枠メンズの強化を
図るべきなのではと思っていた矢先に出会ったのが
セフレ枠メンズ2号のシュースケね
シュースケは23歳と、
Kidechan’smen の歴代メンズの中で
最年少であったけれど
一回り以上…あるいは倍の年齢で
ほぼ彼の父親の年齢に近かったりする
どの愛人メンズの先輩よりもシュースケの方が
はるかに男としてしっかりとしていたわね
それから、東京出張で出会ったのが
現・2代目第2愛人のマコトだったの
せいぜいワンナイトの相手として楽しく過ごせたらいいと
そんなに期待もせずにサイト経由で会ったのだけど
出会った瞬間から、そんなに言葉を交わさなくても
お互いに居心地の良い相手だと思ったし
心身ともに相性のいい相手であることも直ぐに分かった
だけど、次も会えるかどうか分からない
所詮は遠距離の相手だからって
彼に後ろ髪を引かれながらも
帰郷してまえば、
マコトのことをそんなに思い出さずにいたの
きっと、それは彼にしたって同じこと
日に日に減って行く、LINEでのやり取りが
2人のそんな気持ちを代弁してくれているようだったし
だけど!!
その一方で、初志貫徹と言わんばかりに
こちらはずっと他愛ない社交辞令とばかり思っていた
出会った頃に交わした、私に会いに行くという口約束を
サプライズと称してマコトは
私の知らぬところで本当に実行しつつあったの!
それまでマコトから、
愛の表現めいた言葉なんて一切なかったから
こちらも心底驚いたのと、
そのギャップにやられてしまったのね
気が付けば、お互いに一途で行こうという
約束を交わしてしまっていた
それで、私はこのKidechan’s men を
解散することにしたのよ
どーしてなのかな?
あんなに1対1の男女関係だなんて、
息が詰まるって毛嫌いしていたのに
うふふ、実は既に1対1のマコトとの関係に
若干の息苦しさを感じているのも事実
だけど、同時にそんなに後悔もしていないの
…なぜかな?
「欲望成就方法の分散化」って大々的に銘打って
いざ実践してみても実際のところ、
それで劇的に私の欲望が満たされたという感じでもなく
そりゃあ、複数のメンズと日替わりで逢瀬するわけだから、
目先が変わって多少の気は紛れるものの
所詮は自分の欲望を細かく分割して
それをメンズ各々に押し付けているわけだから
満たされる欲望も1つ1つが小さく
それゆえに満足感も微々たるものでどうにもすっきりしない
女として満たされているという実感があまりなかったの
贅沢な悩みだと言われればそれまでだけど
常に何かしらの物足りなさ、寂しさはつきまとったわ
おまけに、愛人たちは次々とポンコツ化して
私を無視して傍若無人に好き勝手に振る舞いだし
気が付けば、誰一人として私をろくに満足させる
愛人は残っていなかった
それでもう愛人枠メンズは要らないと思ったけど
でも、だからと言って、セフレだけでも女としては寂しい
それなら、またもや発想の転換で
いっそのこと、「欲望成就方法の分散化」を取り下げて
原点回帰で1人の男性に集中して求めてみたらどうなのって
思うようになってきたの
女としての欲望がダイナミックに満たされると言うのなら
1対1の男女関係に付随する、あの窮屈さも、
この際、必要悪だと割り切って甘受しましょってね
私の言うところの、目下「究極」の女としての欲望とは
「独占欲」だとか「エゴ」だなんて言葉はどーだっていい
何の遠慮も恐れもブレーキもかなぐり捨てて
思いっきり一人の男を求める、
そして相手からも同じぐらい思いっきり
求められてみたいということなの
そーいうことを考えていた矢先だったから
私はマコトとお互い一途に行くと言う
約束をすんなり交わしたのだと思うの
そーいう激しい願望を抱いているからこそ
きっとこの先、少なからずの火傷の可能性はあるでしょーね
全ては自己責任と覚悟の上です
でも、同時にそこから先、
女としてまた違った景色が見えてくるかもしれない
いいえ、きっと見えてくる筈
そーいう、スリル、ワクワクも今から感じているのも事実
私が去年の9月に初めてサイトを利用してから
Kidechan’s men を結成し
実に様々なメンズと出会っては別れを繰り返し
それからマコトと出会って、解散するまで
ここまでの道のり、実に1年足らず!
そーやって出会って来た、たくさんのメンズに
これまで20年間にも及ぶ、
2人のEDの夫とのほぼ禁欲生活に近かった結婚生活で
すっかり見失われていた女としての渇きを
癒して貰ったのは事実で
出会えた彼らには本当に感謝してる
女としての渇きがある程度満たされた今では
次の段階として、女であることを
積極的に楽しみたいなと思ったのよ
これまでみたいに、
満たしてもらうことばかりを待つよーな
そんな受け身の姿勢ではなくてね
何の打算もなく、恐れもなく
女としての直感が命ずるままに
興味を持った男性と恋をしてみること
そう、これからは自分の心に従って思いっきり
遠慮なく自分の気が済むまで、
徹底して一人の男性を求めてみたいと思ったのよ
そして、その男性がもたらす、
楽しい感情、そーでもない感情さえもひっくるめて
全てのものを味わい尽くしたいと思ったの
少なからずの火傷の可能性は自己責任、覚悟の上でね
えぇ、必要とあらば、涙さえも
覚悟を決めて引き受けましょう、ってね
そうね、今なら若い頃とは一味も二味も違った
大人の恋を堪能できる筈よ
だからこそ、Kidechan’s men を解散して
私はマコトに体当たりでぶつかり
彼を求めることに決めたのよ
ホント、この1年足らずの間に
色んなことが短期間でぎゅっと凝縮されて
このブログではとても書ききれなかったほどの
たくさんの…実にたくさんの喜怒哀楽を体験して
出会い系サイト、‘Kidechan’s men’の両方を
十分過ぎるほど堪能してきて
たくさんの気付きや学びもあったわ
それを経てのマコトとの出会いがあるのだろうと思う
きっと、1年前、サイトを始めた頃の私ならば
たとえマコトと出会ったとしても、
ここまでお互いに惹きつけられることは
きっとなかった筈
やがて2人の想いが尽きてこの恋が終わったとしても
もう二度と‘Kidechan’s men’ を
結成することはないかな
それから出会い系サイトも利用することはないと思う
何度も繰り返すけど、十分過ぎるほど堪能してきて
今はもうお腹一杯なの
1つ言えることは、サイトや‘Kidechan’s men’での
メンズとの出会いが確実に今の私という女の
骨肉の一部を作り上げていることは間違いない
それからもちろん、揺るぎない、
女としての自信も与えてくれたわね
うん、全ては決して無駄ではなかった
だから、これをもって
‘Kidechan’s men’の
解散を宣言します!!
私の愛おしいメンズだったみんな、
今までどうもありがとう!!
2023年7月31日
キデ
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