ケースケ、おつかれさん
そーそ、昨夜の話の続きね
もー、シュースケに
いつ会えるか尋ねる頃には
すっかりいつもの、
狩人体質の私に戻って
親子ほど離れた年の差も
全く気にならなくなっていたわね
「それじゃ、会えるとしたら
いつの時間帯で会えるの?曜日とか」
「それが、仕事がかなり不規則でして
休みの曜日とかは決まってないんですよ」
はー、またか!!
って、シュースケからの返事に大きく
ため息をついてしまったものよ
こちらが是非ともお会いしたいメンズは
もれなくなかなか会えない定めってね
だからこそ、いつか会える日のためにも
このシュースケとは是非ともKakaoで
つながっていたいと思ったのよ
私たちはそれからKakaoのIDを交換すると
そのままKakaoでやり取りを続けたの
「改めて初めまして!シュースケです!
よろしくです!」
「こちらこそ初めまして、キデです
よろしくね」
「ところで、キデさんは結婚されてますよね?笑
大丈夫ですか?」
「大丈夫です
うちの夫は60代でスマホをほとんど使えないし
出会い系サイトなんて、
そもそも存在すら知らないし」
「それはそうと、いつから目覚めたの、
年上女性に?
1番年上だったお相手は何歳?」
得てして年上女性好きメンズは、
学生時代に年上女性と出会う機会など
ほとんど皆無なので学生時代は
同年や年下女性と付き合い、
そのまま結婚してしまったり
ずるずると永く付き合っているうちに
社会に出てある日突然
雷にでも打たれたかのよーに
年上女性への魅力に気付いてハマってしまう
そんなパターンが多かったりするのよ
「いつやろ~?
2年前とかぐらいですかね。笑
相手は30後半やったような…」
「なるほど~
その相手もサイトで知り合ったの?
既婚者だった?
それじゃ、40代は初めてねw」
「どうやったかな~
そこまで覚えてないです
すいません
40代は初めてです。笑」
「そーなんだ、ごめんね、
突っ込んで訊き過ぎて
一度、都合が合えば、
お会いしてみたいと思うけど
私には条件があって
それは先ほど言った、
『高速手マンはしないこと
こちらから日程確認等の
Kakaoにちゃんと返事をすること
コンドームは絶対にすること
ホテル代は折半
バック、アナル、道具はナシ』
ということね
こんなルールがある私だけど
そこは大丈夫なの?」
「それから、1週間に1度ぐらいは
挨拶程度のKakaoを私にくれること
そうでないと、存在を忘れてしまうので」
「結構条件あるな~
僕で良かったら、お互い都合が合う時に
お会いしましょ!」
「これぐらいこだわらないと
危ないでしょ
今、梅毒も流行ったりしてるしね
しっかりとした相手かどうか
見極めるという意味もあるわね」
「では、俺の方からも…
行為するにあたって
お金を請求しないこと
旦那には絶対にバレないこと
(バレて慰謝料とか請求されたら
嫌なので)
そうなるのであれば、嫌です」
おぉ、こちらから条件を出して
それに対して向こうからも条件を出してくる
そんなメンズってこれまでで初めてかも
年少の割にしっかりしたメンズなのかも
プロフの写真のシュースケは
金髪に近いようなかなり明るい髪の色をして
髪型だって今流行りのスタイルだったから
ヤンキーというのでは決してなく
今どきのおしゃれで少し
チャラけた青年って感じだったけどね
あら、もうこんな時間
この続きはまた明日ね
え、キデさん、最近メンズの好みが
ますます低年齢化してきてない?ですって?
…ケースケ、相変わらず鋭いとこ、突くわね
私も実は、最近こんな自分が怖いのよ
でもね!!
さすがに、10代ボーイズと童貞くんには
何があろーとも手は出さないから!
そこだけはブレないでいるの
だって、もー、そこに手を出すと
犯罪者の域よ!
それにしても、私ってかつては枯れ専、
今は年下好きって、
なんか男の好みの振れ幅が極端よね
あはは、私って自分の気性と同じで
好き嫌いもはっきりとして激しいのね~
それじゃね~
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