ケースケ、おつかれさん
昨夜の話の続きだったわよね
そーそ、2人目のメンズは、
シュースケと言って
プロフの写真が私好みだったし、
しかもこのシュースケは掲示板で大々的に
「年上の方に魅力を感じています!」
って募集していたから、
こちらからアプローチしてみたのよ
20代前半ってあったから、
是非とも年齢確認もしてみたくてね
セフレは25歳からに限る、っていう
「トオル協定」もかつてはあったけど
でもそのトオルと別れてしまった今では
もー、無効でしょって思ってね
だけど!!
昨夜、夜の会議があって
同い年の同僚の女性が
「今度うちの娘が大学を卒業するから
今現在就活中なんだ」という話を聞いたのを
ふと思い出して、ゲッって思ったりもしたり
でも、気になったら、考えるよりも先に
体が動いちゃう女だから、
このシュースケに、メールを出してみたわけ
「初めまして、シュースケくん
お写真が素敵だったので、メールしました
年上好きとのことですが、
上限は何歳の人まで大丈夫なのですか?
こちらは47歳ですが、年上過ぎるでしょうか?
私は既婚者ですが、これまでにも
年下男性とばかりお付き合いしてきました
シュースケくんは、何歳の方ですか?
それからシュースケくんは、島在住なのですね?
こちらの町にはよく来られますか?」
そーしたら、そのわずか10分後には返事が来たのよ
「メッセージありがとうございます!
年は特に決めてないです。
お綺麗なら」
「そーなんですね、ところで、
シュースケくんは何歳の方で
具体的にどんなお付き合いを求めていますか?」
「23です。
若過ぎではありませんか?
お話できたらなぐらいですね!
キデさんはどういったお相手をお探しですか?」
ゲッ!!23歳かよッ!!
うーん、さすがにないかもな…
そー思って、この返事で
最後にしよーと思ったのよ
どーやら、シュースケの方も
若干引いているみたいだし
「返事をどうもありがとう
そーですね、少しお若過ぎますね
ひょっとしたら、シュースケくんの親御さんと
同い年ぐらいかも知れませんね…
失礼しました
素敵なお相手を見つけてくださいね」
そーしたら、すぐさま
シュースケから返事が来たのよ
「ちなみにキデさんはどういった
お相手をお探しでしたか?」
あら、私のことをすぐに手放すのには
惜しいって思ってくれてる?
うふふ、さすがに島在住だから、
いくら若くてイケメンくんでも、
そーそには出会いがないのかもね
島の若者は学校を卒業すると
大抵は島を出ちゃうしね…
って、思ったりしたわね
だけど!!
自分の娘が就活中だって言ってた
同い年の同僚の女性も
何と、シュースケと同じ島在住だったのよ!
あの小さな島のこと、ひょっとしたら、
まさか彼女の息子ではないわよねって
思いあぐねたりもしたわよ
だって、彼女には20代の娘と
息子がいるとも言っていたし…
…ま、まさかね!!
プロフのシュースケの写真からは
彼女を連想させる顔立ちでもなかったけど
でも、確実に彼女の子供の誰かと
このシュースケは同級生に違いないって
思ったけどね
それに、うちの甥っ子とも
わずか4歳ぐらいしか年が変わらん
…なーんて、色んなことをぐるぐると考えたけど
やっぱり、スケベ心には
敵わないわけで!!
はやる心で返事を出してしまったわけよ
あー、私に子供がいなくて良かったー!
子供がいた日にゃ、こんなこと全然できやしないわよ!
なーんて、胸を撫でおろしながらね
あら、もうこんな時間
この続きはまた明日ね
さすがにケースケは
こんな私に引いたりしないでしょ?
だって、ケースケだって
シュースケと同じ年齢の頃には
既に40代のセフレがいたんじゃなかったっけ?
え、でも、おれみたいな若造は、
たぶん20代メンズでも1‐2割だと思うよ、ですって?
…あら、私ってメンズの好みも
いつしか少数派になってしまっていたわ
私ってどこまで行っても、気が付けば何でも少数派ね
それが私の宿命ね
もー、いいわ、とにかく、また明日ね
それじゃね~
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