あれは、木曜の話だったわ
木曜の朝のブログ記事で、
元・第3愛人トオルへ
愛人クビ宣告をして
それを読んだ、これまた元・第4愛人で
今では、終身名誉第4愛人のゆーやが
興奮した様子で記事公開後まもなく
私に読後感想文を寄こして来たの
「トオル兄さん…。
最後の決別メッセージ読んでたら
ボクまで寂しくなってきた。
目頭まで熱くなってきた。
よくわからんけど、記事への共感というか
何なんだろうな…。
…けど、そー言えば、この人、
今日、セフレと缶詰逢瀬の予定入れてた!
って思いだしたら、さっきまでのボクの
切なくなった気持ちがアホらしくなったし
そーいうとこが実にキデさんらしいなって~笑」
その愛人クビ宣告の記事を書き終えたのは
既に2-3日前のことだったし
前にもブログで書いたことがあったけど
私は記事を一旦書き終えると、
2-3秒前のことしか覚えていないと言われる、
おイヌ様よろしく、キレイに忘れ去ってしまうのよ
キレイさっぱり昇華してしまっているというか
もはや、何の思い入れもありやしないの
だけど、トオルのことはそんな私でも
余程堪えていたのかな、書き終えた後でも
何度かじんわりと涙がにじむことがあったわ
その顔を夫に見られたけど、
ホント、夫が超ド級の鈍感男でよかったわ!
せいぜい私があくびをして涙を流してる
いえいえ、ひょっとしたらその涙にさえも
気付かなったかも知れない
おかげで、私は拭うことなく、
涙を垂れ流しながらそのままフツーに
「朝飯の卵はどんな風に調理して欲しい?」
って訊く夫に
「ハムエッグでお願いします」
って答えたからね
そんでもって、ゆーやのKakaoのメッセージで
「あー、これで私はついに大それたことを
やってしまったということね」
って、あんなに執着してたトオルに
愛人クビ宣告した事実が今更ながらに
目の前に立ちはだかって
それに圧し潰されそうになったの
夫が先に出勤して一人になれた時に
私にしては珍しく大量の涙が溢れ出たわ
そんでもって、泣くことに不慣れな私は
こんなに大量の涙が出た自分に動揺してる
ゆーやには悪いと思ったけど
すぐに返事は出せそうにもないって思ったの
…でも、私って、ホント、どこまで行っても
女よねぇ…
「数時間後には、待ちに待った、
セフレのケースケとの缶詰逢瀬が控えてる、
泣き腫らしたおブスな状態で会うわけにはいかないの!
ええい、泣くならさっさと泣いて、きっぱりと泣き終える
だらだらと泣かない、だって目が腫れてしまうもの!」
って、ついつい女の打算も
浮かんじゃったりしたわけだし
でも、そーいうもんでしょ?
二度と会えない過去の男より、
会いに来る今の男が大事です!
長年のコンタクト乱用による、
ひどいドライアイの私が集中して
ぽろぽろと大粒の涙を流して
泣けたのはわずか30秒ね
私的には最長記録の涙よ
「もー、それで十分!ハイ、終了~!」
ってさっさと切り上げると、
身支度に人一倍時間のかかる私は
メイクをし始めたの
だって、そーでしょ?
いつまでも済んだ男のことを考えて
めそめそなんかしていたら、
せっかく遠いところから私のために時間を作って
会いに来てくれるケースケに失礼だわ
そうそう、数時間後に私と
ホテルで缶詰逢瀬をするのは
Kidechan’s men
セフレ枠メンズDの
ケースケね
ケースケはサイトHで知り合ったわ
彼は既にプロフで自分の写真を公開していて
まだ28歳という、ちゃきちゃき♪の
平成メンズの彼は御多分に漏れず、
あどけなくて可愛い顔をしていたわね
ちょーど、セフレトライアルの
受験資格のある年齢、
25-39歳範囲内だったし、
身長も170㎝以上どころか
180㎝近くある、すらりとした体形で問題なし!
ケースケとやり取りを開始した、
半年前には、私の中でしっかりと
セフレトライアル要項も
出来上がっていたし
「要望10箇条プラス1」も
ほぼ確立していたから
Kakaoで挨拶を交わすや否や、
私はケースケにこう伝えたの
「ケースケくんは、どんな関係を求めているの?
私はズバリ、セフレだけど、どうかな?」
「同じくセフレです!!
同じ目的で嬉しいです」
「いいね!
中折れせずに、2回はいける?
私のボーイフレンドは何人かいるけど、
ほとんど40代で中折れしまくりよ(笑)
花形のセンター的エースのメンズで
唯一30代のメンズがいるけど、
でも、都合がなかなか合わなくて会えずにいて、
物足りない思いをしていたの(笑)」
「2回は行けるよ!
早漏気味やけど、元気はあるから
大丈夫やと思うよ!(笑)」
「中折れはした事ないです(笑)
すみません。急にタメ語になってました」
「タメ語でいいよ(笑)
だって、ベッドの中でも
敬語っておかしいでしょ(笑)
どんな感じのセックスをする?」
「私の好みのメイクラブは、
まずは道具を使わぬこと
避妊具を必ずつけること
正常位と騎乗位が好きなこと
バックはせぬこと
2回はイカせて欲しいこと
私の欲しいタイミングで挿入して欲しいこと
ベッドで尽くして欲しいこと
初回はホテル代を全額負担して欲しいこと
以上です
大丈夫そうですか?」
「ありがとうございます!
じゃあ、ここからはタメ語で(笑)
条件了解!
濃厚なえっちが好きやで!
痛いの以外は大丈夫。
キデさんの嫌な事も理解しました!」
ケースケと私はこーして初めから
お互いにセフレになること以外には
あまり興味がなかったから
好みのメイクラブの内容、
逢瀬の日時のすり合わせ以外は
そんなにベタベタとやり取りはしなかったわね
私のセフレトライアルを受験してみよーと思うメンズは
世間で言われるところの「ヤリモク」で
大体そーいう輩って、LINEやKakaoのやり取りすら
まともに出来ないヤツが多かったりするのだけど
このケースケはこちらの日程等の
問い掛けのKakaoだけではなくて
私からメッセージを貰うと必ず返事を返したり、
時々は自分の存在を忘れられぬよう
挨拶程度でもメッセージを寄越してきたりと
私の歴代のセフレの中では一番
スマートでマメなタイプだわね
だけど、いかんせん、
2人の乳飲み子を抱えるイクメンの彼は、
なかなか自由に外出できる機会も少ないらしく
その後やり取りを続けて
実際に会えたのは3週間近く経ってから
お互いに都合のいい日がすれ違ってばかりで
多分二人とも、一時は、
「もー、これ以上縁がないのかも」
って諦めかけていたと思う
そして、実際に2回目の逢瀬したときの話がこれ
あら、もうこんな時間
今から慌てて、スピンオフの記事:
「スピンオフ:名誉愛人とウヒヒ♡」
を書かないとお昼公開までに間に合わないわ
だから、この続きは、また明日ね
じゃあね~
コメント