おつかれさん
そうそう、昨夜の話の続きね
その後うじうじと、実に20分近くも
服を脱いで見せるか見せまいかと悩んでいた
ユーキだったのだけど、
私はそんな彼をすっかり持て余し、
1人で静かに湯舟に浸かっていると
さすがのユーキも観念したのか
静かに服を脱いで浴室に入って来たの
浴槽に浸かっている私の目線の先に
ちょうどユーキのPが入って来たのね
それにしてもおかしいのは
彼は自分のPはそのまま露わにして
この期に及んでも腹部のあざがあるらしき箇所だけを
しつこく手で覆って隠していることだわ
自分のPには自信があると言うこと?
否応なく私の視界に飛び込んできた
ユーキのPは、ミケランジェロのダビデ像のように
短小だったわね(ダビデのように包茎ではなかったけどね)
何か、めっちゃコンパクトに蛇腹状にでも
Pが折り畳まれて押し込まれていたような感じよ
おぉ、それから、このダビデ像から
体脂肪をあと1%だけそぎ落としたのが
まさにユーキの裸体って感じだった
ほとんど筋肉と皮!
だからと言って、ガリガリで貧相な
骨川筋右衛門(ほねかわすじえもん)
ってわけでもないのだけど
それに日々の配達のせいで
彼の両腕は特に筋肉がついていたしね
やや細すぎる、細マッチョって
感じだったかしらん?
見事なまでに余分なものが一切ないだけのこと
今時の若者らしく、
すね毛などの体毛さえも見えやしなかったわね
大きな黒目が印象的なこーきは
パーソナルカラーでは美男美女が多い
ウィンタータイプだろうと推測したけど
そのタイプ特有の白い肌ではなく
浅黒かったのには、少なからず驚いたわ
そしてその小麦色の肌の色が
彼の無駄のない体を
さらに引き締めて見せていたの
でも、ここで私ははっとして
Kide’s data を思い出したわね
「私と一緒にホテルの部屋に入った時から
既に勃起して固くなっていないと
そのあとのメイクラブでも
まー、ズタボロだわね」
まさかねって、
だってユーキはまだ20代だもの
って、慌ててKide’s dataを
我ながら否定してしまったけど
…うふふ、でもね、
やっぱりKide’s dataだったのよ
年齢なんて関係ない
これは自画自賛でも何でもなくて
私がこれまで逢瀬してきたメンズを
観察し分析して導いた真理だから
やはりそれなりに信憑性はあったのよ
でも、まだここではそのことについては
触れないでおきましょ
だって、その後、すぐにユーキのPは
ギリシャ神話に出てくる、半人半獣の精霊
サテュロスなみに、それはそれは、
まー、見事な勃起っぷりを見せてくれたわけだから
うふふ、ちなみにこれが、そのサテュロス像ね
そうよ、まさにこんな感じだったわ
Pの先端が彼の薄い腹に当たるのではないかって
言うぐらいの、それはそれは見事な反り具合
勃ち具合
さっきまで、あんなにコンパクトだったのに
長さも太さも、そーねぇ、
この像の8掛けぐらいかしらね
何てことでしょ、
驚異の膨張率!!!
あぁ、これだから、若さって素晴らしい!
って、ほくそ笑んだ瞬間だったわね
あら、もうこんな時間
早く寝ないと、お肌に響いてしまうわ
この続きは、また明日ね
あ、それはそうと、
トオルはいつ私と逢瀬出来るの?
………。
ん?どーして無言でいるの?
え、完全なる敗北に、
ぐうの音も出ません、ですって?
…うふふ、甘いわね、トオル
世の中はちゃんと帳尻が合うように出来ているのよ
物事は何でも表面だけを見てはダメよ
私、書いてあったわよね、思わせぶりに
Kide’s data の信憑性について
おっと、ここから先はネタバレになってしまうから
これ以上はさすがにトオルにもまだ言えないけどね
ねぇ、そんなにいじけないで
私に何かトオルらしい、素敵な返事をちょーだい
待ってるわ、またね
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