おつかれさん
昨夜の話の続きね
二日目はちょうど私の誕生日だったから
東京カレンダーに出て来そうな、
雰囲気のあって、しかも美味しいお店でディナーしたいって
リクエスト出したら、
彼は私が無類の夜景好きってことも覚えてくれていて
彼の持ちうる、あらゆるネットワークを駆使して
銀座のイタリアンレストランの個室を予約してくれたわ
そこで食事をしていて、もうそろそろデザートかな、となった頃
彼が、ちょっと失礼って席を立ったの
やがて戻って来ると、彼はおもむろに
ジャケットの内ポケットから白い封筒を取り出すと
私に差し出したのね
Hallmarkの白い封筒で、
右と左の対角線上の片隅に
藍色に塗られた夜空が描かれて
そこをシルバーの線で描かれた
オシャレな熱気球が浮かんでる
その反対側はエッフェル塔やお城が
同じように描かれているという、
素敵なデザインで
なるほど、彼らしいチョイスだと思ったわ
そこには、一部抜粋すると
やはり彼らしい、几帳面そうな文字で
次のように書かれてあったの
「キデさんを見ていると、
いつでもワクワクと楽しそうで
こちらも弾むような気持ちになります
でも時にはハラハラともさせられますが
でも、キデさんならどんなことがあっても大丈夫
乗り越えて行けるという、安心感があります
僕のレッスンを始めてから
気が付けば、あっという間に数年経ちましたが
出逢って間もない頃のキデさんからは
現在のような、進化したキデさんを
想像することすら出来ませんでしたね
これから先も、もっと大きく素敵に
キデさんは変わっていくでしょう
ずっと応援していきます」
それから、ずっと私がおねだりしてた
彼が日常的によく使用して、
さも彼の手垢がたっぷりと染み込んでそうな
ボールペンも頂いたのよ
そうね、ボールペンはトオルからも
既にねだって貰っているけど
私はフェチなのよ
好きな男性の手書きの文字を見たりとか
同じく愛用のボールペンを貰ったりするのが
ボールペンは何でもいいの、
どこかのノベルティでも、100均の物でも
大事なのは、いかに彼がそれを日常で
酷使しているかなのよ
それは、もう、中2の時からの
私の変わらない、フェチね(笑)
貰ったボールペンは、今度は私が
オンとオフの時間にもずっと愛用して
くれた相手のことを考えながら
使い倒すの
彼のパワーを貰ってるような感じがして
私のお守りになるのよ
え?いえ、さすがに匂いは嗅ぎませんって
余談になるけど、
私は作家・村上龍の言葉のセンスが大好きで
(彼の小説そのものは、ちょっと苦手だけど)
彼から手書きのラブレターを
もしも頂けたなら
その時は、もー、迷わず、
昭和枯れすすきの夫なんか捨てて
彼の元へと出奔するって決めてるぐらいよ
彼の「編集後記」だけを見たいがために
「カンブリア宮殿」を観てるって感じねw
あら、もうこんな時間
早く寝ないと、お肌に響いてしまうわ
続きはまた明日、お話するわね
あ、それはそうと、
トオルはいつ私と逢瀬出来るの?
今ではPCの文字入力予測でも
このフレーズをそのまま
上位に挙げてくれるぐらいよw
その分、入力が楽にはなったけどw
今では私も、PCも、みーんな、
トオルからの返事を待ってるわ、またね
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