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逆ナン(エピソード0)

おつかれさんハート

 

ねぇ、トオル、私って、昔から欲しいものは

 

わりかし手に入れてきたタイプだと思っているのよ

 

そんでもって、私が最近欲しいと思ってるものは

 

私が思わず逆ナンしたくなるような、

 

私好みの、年下のイケメン

 

だけど、私の地元じゃ、若造が遊びそうな

 

クラブなんかのスポットがないし、

 

繁華街の商店街は、閑古鳥が鳴いて

 

若造どころか、人っ子一人も歩いていやしない

 

東京出張の多い私は、新宿で若造から久々に

 

ナンパされてびっくりしたことがあったけど

 

ごめんなさい、好みのタイプじゃなかったんだな汗

 

逆ナンをしてみたいのだけど、

 

どこでしたらいいのか分からない

 

って教祖様に相談したら、

 

さすが、私の問いの全てに答えを持つ彼は

 

キデさんみたいな、大人の女性が逆ナンしやすい、

 

ちょっと上質なクラブがあるから、

 

今度、連れて行ってあげましょう

 

と、言われていた矢先、いたのよ、

 

私が思わず、逆ナンしたくなるような、

 

私好みの若造がハート

 

彼は、私の職場に配達、集荷で

 

最近やってくるようになった、

 

宅配のお兄さんハート

 

最初は、好みかもって、見ていただけなのね

 

目の保養になるわぁってハート

 

そんでもって、2回目に彼が来たとき、

 

上司である夫が職場にいなかったときに、

 

彼は集荷に来たのだけど、

 

どうしようか、声をかけようか、

 

でもそんなことをして、

 

痴女だと思われたらどうしよう、って

 

どうやらまだ私の中で残っている、

 

常識のかけらで遠慮してしまった💦

 

でも、黒髪と切れ長の目が特徴的な彼は、

 

きっと、年上女性が好きだろうという

 

雰囲気を醸し出していて、

 

じゃ、その雰囲気は何かといえば、

 

そういう年上女性好きな若造って

 

得てして、どこかゆるゆるとした、

 

どこかぽかんとしたような、間があるのよ

 

締まりのない、緩さと言うか

 

それがというのかな、

 

こちらが少し声をかければ

 

すぐに落ちそうっていう、緩さ

 

その若造からもプンプンとその緩さが漂っていたかな

 

もちろん、テキパキと業務上の応対はしてくれていたのよ

 

それから、私のことをひょっとしたら、

 

まんざらでもないのではという、隙があるなって

 

だから、3回目に彼が来たら、思い切って渡そうと思って、

 

私のラインとカカオのIDを書いたメモを用意したわ

 

だけど、私から集荷や配達の用事を作らないと、彼は来ない!(笑)

 

そのことに気付いて、

 

慌ててオンラインで化粧品を頼んだけど、

 

荷物が小さかったせいか、

 

その彼ではなく、

 

別の宅配のお兄ちゃんが

 

来たじゃないの!ネガティブネガティブネガティブ

 

ガッカリしていたけど、

 

私の東京出張のトランクを集荷に頼んだとき、

 

ついに彼がやっと訪れたのよ!

 

集荷の手続きを終えた後で、

 

事務所には上司である夫が控えていたけど

 

メモをさり気なく、宅配の君に渡しながら、

 

ビジネスライク

 

これ、お願いしますね」って言ったの

 

そうしたら、彼は一瞬、きょとんとしていたけど、

 

あ、ハイ

 

って受け取ったのよ

 

さぁ、宅配の君は、この後、どう出るかしらね

 

乞うご期待って感じねチューハート

 

あ、それはそうと、

 

トオルは、いつ私と逢瀬出来るの?

 

返事待ってるわ、またねハート

 

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