「ね、アレックス、一旦じーっとして…
あたしのMがアレックスのPの形状を掴んで
その形にフィットしてくるから」
アレックスってば、あたしの言われたとーりに素直に従ったわ
挿入までは有無を言わさぬ、
大人の男の物腰であたしをリードしてくれたけど
挿入してからは全面的にあたしの意向に従う、
レディーファーストぶりなの!
そ、あたしだって、「レディーファースト」って言葉、
令和になってから初めて使ったわー笑
…尤も、昭和・平成時代には見掛け倒しの、まやかしの
レディーファーストが蔓延してたけどね
だって、余裕を持ってこーして女性の意見を尊重してくれる
しかも、それが閨(ねや)の中においてよ、
そーんな大人のジェントルマンが一体どこにいる?!
二言目には、アレックスってば、
「海外(多分、欧米圏)じゃ、早漏とかで
相手女性を満足させられなかったものなら
挿入最中にも拘らず、平手打ちされてしまうものなんだよ」
って、したり顔で言うけど、そーんな経験を経て培われた
彼なりのセックスにおける紳士道なのかもね
そ、徹底して女性のニーズに寄り添ってる!
Ops!話をあたしたちの挿入の話に戻しましょ
前回までだったら、
あたしがメンズのピストン運動を避けていることを
既に身を持って熟知していた彼は
そーやって完全に自分のPをあたしのMに挿入して
ポルチオに当たり過ぎた亀頭を少し後退させるなりして微調整して
あたしの子宮口にイイ感じでぐさりと突き刺すかのよーにセットし直したら
あたしが好きに自由に腰を振って中イキを自ら取りに行くことを妨げぬよーに
アレックスってば、じーっと静止して待ってくれていたわね
ええ、大人の男に相応しくそれなりの経験をこれまでに積んで来ただろー
アレックスにも、後で訊いてみたら言われてしまったわよ笑
「確かに、挿入した後でキデみたいに振舞った女性は初めてかな」
そんでもって、あたしがそーやって得た中イキに酔いしれるために
あたしは今度はアレックスに一刻も早く
あたしのMから撤退して貰うことを要求するのね
そーんな手順を2,3回繰り返して、
あたしが中イキを3回得たのを見届けた後で
「今度は僕のターンだよ」って言わんばかりに
彼があたしのMの中で自分の好きな感じで
ダイナミックに四方八方にピストン運動をするのよ
元々、彼自身は最低でも40分は女性の中にいて
Mの感触やピストン運動を楽しんでいたい
1‐2時間ぐらいなら勃起して挿入したままなのはザラ
そーんな性癖の持ち主だったのだけど
いかんせん、日本に来てからはそれがまーったく通用しないどころか
日本人女性からは恐れられて化け物扱いされかねない実情
だから、海外にいた時は鍛錬で勃起時間を数時間までに延ばしたものの
来日してからは懸命の努力でどんどんと射精までの時間を短縮していき
おかげで彼は今では射精までの所要時間を2分~120分まで
自由自在にコントロール出来るよーになったとうそぶいていたわ
…でも、その割には、後であたしに
「早くイキ過ぎて、ちょっと物足りないかも
これだと、また直ぐに勃起してしまうな、一晩中勃起したままかも」
って、ぼやいたりするけどね笑
だけど!!
あたしもそーだけど、率直に自分の想い、要望を伝える姿勢は
この間、あたしがずーっと求め続けて来た
まさに「ベッドの中での報連相」なの!!
だから、たとえぼやきだろーとも、
あたしは彼の想いに寄り添いたいと思ったから
あたしから彼にこー提案したのよ
「日本人女性仕様で、短時間で射精せざるを得ず
それで物足りないと言うのなら、
今度からは先にあたしが3回中イキするのを見届けてから
自分もそそくさと短時間で果てるのではなくて
あたしが1回中イキしたら、アレックスも1回射精するというふーに
時間の長さじゃなくて回数で稼いでみたらどーなの?
それが、『The ジャパニーズ・セックス』というものじゃないのかしら?」
そんでもって、すーっかりと前置きが長くなってしまったけど、
これからが今回の話ね!
…え、キリがいいから、今回はこの辺で話を終えて、
肝心かなめの話は次回に持ち越して欲しーですって?
…あら、そこまで言うなら、仕方ないわね…
…え、それにしても、キデさんは読者に続きが気になる、
絶妙で小憎らしー終わり方をするよな…ですって?
ええ、よく言われております、それ、笑
あたしの異名は「焦らしのキデ」なので
うふふ、ブログ屋稼業って、そーんなもんでしょ?笑
そろそろ、ここでホントにドロンさせてもらうわね
それでは、またね~
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