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(新)飽食のひと~その10~

 

つい先日、年女のあたしは48歳の誕生日を迎えたのだけど

 

そのあたしよりもちょーど2周り年下なのが、T嬢なのね

 

そもそも、あたしってば、生まれてこの方

 

犬とメンズからしか好かれたことがない!笑

 

それ以外の、そ、ネコ、子供、女性からは、不可解なぐらい嫌われてる

 

だから、日頃はあたし自身も彼女らには一切近寄らないよーにしてるぐらい笑

 

しかーし!!

 

このT嬢だけは異例も異例で、

 

初対面から何か親近感とゆかり深さを感じてしまったの

 

それは以心伝心、T嬢も同じだったよーで

 

あたしが上京するたびに、彼女とそれからあたしの心服して止まない

 

メンターの通称・教祖様を交えて3名で夕飯を一緒にしたりしてる

 

そんでもって、あたしは来月の4月にも

 

1週間ばかり上京するつもりでいるのだけど

 

男友達の多いT嬢にあたしは図々しくも頼み込んで、

 

彼女にその時にセフレトライアル候補生になりそーな

 

M1層メンズ(20‐34歳)の男友達を数名紹介してもらったの

 

これまでにも彼女は別の友人からも

 

男友達を紹介してくれと頼まれたみたいだったけど

 

いかんせん、T嬢曰く、

 

彼女の男友達は彼女持ちか、プレイボーイとかだったりしたので

 

彼女は紹介出来ずに残念な思いをしていたらしい

 

その点、あたしはM1層でさえあれば、後は不問だったものだから

 

T嬢はその憂さを晴らすかのよーに、

 

ホイホイと実にたくさんのメンズを紹介してくれたわね

 

さっすが、持つべきは、男友達の多い、若い女友達!

 

と、あたしがうっしっしとほくそ笑んでいる一方で、

 

T嬢ってば、あたしにこんなメッセージを寄越して来たの

 

「キデ様のブログに書かれてあるほどではないかも知れませんが、

 

それでもキデ様の言う、『M神様が呼んでる』という感じ、

 

少し分かるよーな気もしています

 

顔とか好みのタイプじゃないけど、このメンズと交わってみたい…

 

そんな風に感じてしまうことがあるなぁと笑

 

M神様はみんなにもいるのでしょうか…?笑」

 

そりゃー、いらっしゃいますとも!!

 

M神様は、女性のMにそれぞれいらっしゃいます!!

 

それなのに、大半の女性はM神様との対話を

 

遮(さえぎ)ってしまってしまっているだけ!

 

M神様のお告げに耳をふさいでしまっているだけ!

 

こーんな風に、T嬢はあたしが100を言わずとも、

 

あたしの言わんとすることを体感的に理解してしまう

 

そーんなツーカーなところがあったの

 

それに、彼女もまた、とても感覚的な面があって

 

自分の欲望に基づいて直感的に行動するところがあるわ

 

まさに、そこがあたしと同じ匂いがするところね

 

だけど、あたしよりも器用な彼女は円滑な社会生活を意識して

 

そのあたしに似た直感で行動するところを

 

しばしば封じ込めてるところがあるけど

 

うふふ、でもまだ彼女は若い、

 

いずれはそのブレーキを解除してしまうことを

 

あたしは密かに期待しているのだけどね笑

 

そ、T嬢、我らが教祖様もこー仰っていたわよ、笑

 

「他の男性への性的好奇心と、

 

自分の恋人への忠誠心の間で悩んでいるとのこと

 

悩んでる、それはすなわち『我慢』してるということに他なりません

 

人間は『我慢』して幸せだった試しはありませんよ」

 

さて、M神様と言えば、あたしの顕在意識では断固拒否していたのに

 

どーしても逃れられない、M神様の不可抗力で逢瀬せざるを得なかった

 

直近のセフレメンズと言えば、

 

ナイジェリア系カナダ人のセフレ、アレックスだったわね

 

去年の晦日に出会い系サイト経由でメールをくれたアレックス

 

あたしは色んな理由をつけて面倒臭がって会うまいとしたのに

 

どーしても抗えない、M神様の思し召しであたしは

 

アレックスと会わざるを得なかったの

 

ま、その辺りの詳細については、

 

過去連載記事「セフレは外国人(エトランゼ)」にも書いたところ

 

そんでもって、あたしは教祖様にもお尋ねしてみたのよ

 

「アレックスとは逢瀬したくなかったし、するつもりもなかったのです

 

だけど!!

 

どーしても抗えない、M神様の強い力で会わざるを得なかったのです

 

教祖様、どーしてこーんなことになってしまったのだと思いますか?」

 

さっすが、教祖様、造作もなしにあたしの問いにお答えなさったわ

 

「女性の本能として、遺伝子的に『強い男』を求めるものです

 

キデさんは元々、非巨根メンズがお好きでしたね

 

そこへ巨根メンズの象徴であった、タツノスケ師範と出会い、

 

巨根の良さも体験し、身を持って理解したわけです

 

だけど同時にそれだけに飽き足らず、もっと優れた男性性を持つ、

 

黒人男性に惹かれて、体が欲したのでしょう

 

黒人は人類の祖であり、我々アジア人よりも強靭(きょうじん)な

 

フィジカルを持っていることは言わずと知れた事実でもありますし」

 

「そーですね、心当たりがあります

 

若かりし頃、あたしにはカメルーン人のセフレがいましたが

 

最近、その彼のPをどこか懐かしく思っていたところがありました

 

押しも押されもせぬ巨根なのに、しーっかりと硬い!!

 

確かに、タツノスケ師範は巨根だったかも知れないけど

 

やはり、Mで咥えた時の、巨根系日本人メンズ特有の、

 

魚肉ソーセージのよーな柔さは免れられず、

 

タツノスケ師範と別れる頃には、

 

その柔さに物足りなくなってしまっていましたもの

 

だから、ついついあたしも他のメンズに

 

目移りせずにはいられなかったわけで

 

それゆえに、あたしはアレックスを

 

子宮から欲していたというわけですね

 

それが証拠に、あたしはまだまだアレックスと

 

メイクラブでしっくりと馴染む程には至っていませんが、

 

でもそれにもかかわらず、彼と別れたいとかは全然思いませんもの

 

むしろ、毎回、嬉々として彼との逢瀬に臨む自分がいたりするぐらいです」

 

さて、次回はそのアレックスとの最新の逢瀬の模様についてお話しましょ

 

それでは、またね~スター

 

 

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