「アレックス、今度は横向きで脚をクロスさせて入れたいと言うことよ」
あたしが交差位をしたいと言っても、何のことだか分かっていない
アレックスにあたしは簡単な言葉で説明し直したの
「OK!いいよ」
アレックスは相変わらず勃起したままのPを
無防備に放り出して横たわっていたのだけど
その時、あたしは何気に初めて彼のPを明るいところでまじまじと見たのね
あたしが初めに思った感想がまさにこれだったわ
おぉ、キレイ…
日本人メンズのPってば、顔や肉体の色をしばしば裏切って、
余計に黒ずんでいたり、赤らんでいたり、
白かったり、キツネ色だったり…
そーかと思えばまだら模様の色だったりして、
やたら肉々しかったり、生々しかったりして
「おぉ、臓器!」って感じがして、
正直なところ、未だにグロく、
見ても別に「ふーん」って感じだったのだけど
アレックスのPってば、
チョコレートドーナツ色でつやつやと光沢さえあったわ
そんでもって、そこにあたしの愛液が大量にまとわりついて
白くぬらぬらと輝く様は、砂糖で艶出しコーティングされた、
グレイズド・ドーナツみたい
うふふ、sweet & sexy な、アレックスのPね
さて、アレックスはあたしと脚をクロスさせて
ぐいぐいと奥深くまで入れて来たわ
交差位だから、Pの辺りが正面からそれていつもと違うところに
ぐりぐり当たっているのが否応なしに感じられたわね
何度も言うけど、これが初戦だったなら
あたしの場合は、強烈な尿意に襲われるか痛みが走るかのどちらかで
いずれにしても不快この上なかったと思うけど
今はアレックスに突かれるたびにじわわわんと気持ちイイ!!
だけど!!
…やーっぱり、中イキでフィニッシュってところまでは行きそーにない!!
そんでもって、そんなあたしに目ざとく気付いたアレックスは
何も言わずにサッと正常位で入れ直して来たの
そして、アレックスは上からあたしをじーっと見下ろしていたかと思うと
思わせぶりにあたしのうなじへとキスをして
それから様子を窺うよーに、そろそろと本丸である、あたしの唇へとキスをしたの
そ、遊び人の常らしく、
アレックスも初回のセフレトライアルでは遠慮して
あたしにキスを全然仕掛けて来なかったのよ
あたしは快楽に喘ぎながらも、
どこかで「なるほど~、そー来るか」って観察もしていたわね
あたしは依然として控えめな彼のキスを受けながら
この後どー出てくるのかなと様子見なところもありつつも
喘ぎまくりでお口の中がカラカラの時にキスはちょっとな…って思ったり
そんな姿勢が無意識に表れていたのか、
すごすごとあたしの唇から彼は離れるとその後はキスを求めて来なかったわね
時々、大きくPを引き抜く動きをして、それが未だに擦れて痛かったりするけど
それでも、あたしの好みに寄り添ってくれて、
アレックスは小刻みにしか動かないでいてくれたし
でもそれでもあたし的にはまだダイナミックに動いている感じがして
「アレックス、動かないで!」って
途中で何度もあたしにダメ出しされたりしてる
それでもめげない男、アレックスは今度は極力動かないよーに
でも、あたしのポルチオには確実に突き刺さるよーにぐんぐんと突いてくる
「あーん、アレックスのPがポルチオに突き刺さってる!
さらにそこへねじ込もーとしてるぅ!!」
って、あたしが自分のポルチオに意識をフォーカスしたとき
中イキへの予感みたいなものが急にこみ上げて来て、
あたしは少し締めただけで、実に呆気なく果ててしまったの
うふふ、それはきっと、それまでに小さなさざ波のよーな
中イキをたくさん迎えていたせいね
もちろん、2回戦でだって、あたしは中イキを無事迎えた後も
直ぐにアレックスに引き抜いてくれとは言わなかったわ
だって、直ぐに引き抜かない方がアクメの余韻も持続しやすいと
さっきの1回戦目で既に体得していたわけだから
さて、そんなあたしを見届けてからしばらくしてアレックスは
自分のPを引き抜くと、あたしの隣で横たわったの
「今日はキデは直ぐにはイカないね
いつもより時間がかかってる、なぜなの?」
さっすが、とーっても目ざとい、アレックス!!
「それは、あたしが今回、イキ方を変えたからよ
前回はあたしが積極的に自ら中イキを取りに行っていたけど
今回はそれを止めて、可能な限り、
アレックスのピストン動きに身を委ねてみよーと思ったの」
…はてさて、どこまでこの話、彼に伝わったかしらん?
…きっと、全然伝わっていなかったかも
だって、しばらくしてからもこれとまーったく同じ質問を
彼からされてしまったわけだし
ま、伝わらなかったら、伝わらないでいいわよ
だって、これはあたしが1人で勝手に始めた試みだもの
「ちょっと、シャワーしてくる」
アレックスはそー言うと、バスルームへ消えて行ったの
うふふ、あたしたちがメイクラブをした後は、
2人とも汗だくになっているものね
あたしはそんなアレックスを見送ると、何気に自分のスマホを見たの
すると、今週金曜の夜にセフレトライアル予定である受験生の、
23歳のワタルからKakaoが届いていたわ
「キデさんは土日は家を出られますか?」
あたしは彼のメールを読んでニヤリとすると、
まだ気怠さが残る指で返事を打ったの
「こんばんは
前もって言ってくれれば、土日会えますよ
現に今、セフレと缶詰め逢瀬中ですしね
お泊りも出来ますよ
でも、たまに仕事の時があって、その時ばかりはダメですけど」
しばらくすると、ワタルから返事が来たわ
「そうなんですね
今日のお昼に病院へ行って来て、
医師から外出OKを貰えていたので連絡した次第です
お忙しそうですね、失礼しました」
「そうですね、明日の日曜では急過ぎるので、厳しいですね
でも、そんなに早くあたしと会いたがってくれていると知って
嬉しかったです」
「分かりました」
本来なら、このワタルとは先週の火曜にセフレトライアル予定だったのだけど
彼がインフルエンザにかかっていることが分かって、急遽取り止めにしていたのよ
あたしはこのワタル以外にも、22歳の黒人メンズからもアプローチをされたりして
何だか、あたしの周りではちょっとした、
20代前半メンズによる入れ食い状態が起きていたわね
うふふ、ありがたいことじゃないの!
あたしがそーやって、ぼんやりとスマホを見ていたら、
シャワーを終えた、アレックスが部屋に戻って来たの
スマホの時間を確認したら、まだ20時前、
後もー1戦ぐらいは余裕で出来そーね
あたしはそー呟くと、
アレックスと入れ違いでシャワーを浴びに行ったのよ…
to be continued…
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