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セフレは外国人(エトランゼ)②~その3~

アレックスと一緒に飲んでいた缶チューハイのほろ酔いのせいもあるのか

 

アレックスからしきりにセーターの上からだけど乳首を揉まれているうちに

 

こちらも段々とその気になってくるわよね…ピンクハート

 

おまけにちょーど、あたしは出しっぱなしにしていた

 

浴槽のお湯張りのことも思い出したから、アレックスにお願いしたの

 

「ねぇ、アレックス、お風呂のお湯を見てきて」

 

「いいよ」

 

そー言って快諾して立ち上がったアレックスは慌てたよーにこー言ったわ

 

「ヤバっ、もー立っちゃってる!!」

 

そー言うものだから、あたしもついついアレックスの股間辺りを見ると

 

うふふ…確かに、野球バットの太い穂先だけをへし折って

 

ズボンの中に放り込んだよーな、なかなかの圧巻な勃起ぶり!w

 

そりゃー、コンビニで妙齢の女性店員からガン見されるわ…w

 

「もう、お湯が溢れていたよ」

 

そんなアレックスの報告を受けて、

 

あたしも立ち上がると洋服を脱ぎ始めたの

 

あたしがキャミソールと敢えて厚さ60デニールの、

 

そ、ほんのりと素足が透けて見える黒タイツだけの姿になっていく様を

 

じーっとアレックスは眺めていたのね

 

「おぉ、キデ!!キデは可愛いだけじゃなくて、何でそんなにセクシーなの!」

 

って、遅ればせながら、アレックス節で

 

あたしのことを褒めちぎってくれたわけだからw

 

さて、一緒に湯舟に浸かるという習慣のないアレックスを残して

 

あたしは一人で浴室に向かったわけだけど、

 

ドアを開けて絶句してしまったわ

 

だって、アレックスの報告どーり、

 

ホントにお湯が溢れてしまっている状態だったもの!

 

っていうか、アレックスってば、

 

ホントにお風呂のお湯を見てくるだけしてたのね!

 

ここが日本人メンズなら、蛇口を回してお湯を止めてくれるのだけどな…

 

うーん、なるほど、これは何かと省略の多い、日本語の性質による弊害かな

 

やっぱ、日本語を母語としないメンズには

 

くどいぐらいちゃーんと省略せずに言わないとね上差し

 

「お風呂のお湯を見て来て、そんでもって、お湯が溢れていたら、お湯を止めてきて」

 

何度も言うけど、あたしは家を出る直前に体を洗ってきたから、

 

ホテルでは湯舟を楽しむべく、ちょっと長めに浸かって温まっていたわ

 

その後で、入れ違いにアレックスは体を洗いに行ったわけだけど

 

その都度、自分の貴重品が入った、どーやらアレックスも愛用者らしー、

 

ヴィトンのリュックを脱衣所まで持って行く様は、

 

これまでに様々な外国を渡り歩いてきたアレックスらしー、

 

危機管理方法だと感心して見ていたわ

 

だけど!!

 

女であり、尚且つ湯舟にも優雅に浸かっていた、

 

あたし以上にバスタイムが永いって、一体どーいうことなの?!

 

しかも、アレックス、あんたー、シャワーだけの男でしょ?

 

あたしは前代未聞の手持無沙汰で、

ホテルの寝室でぽつねんとメンズを待つ羽目になっていたわ汗

 

確か、お湯で少しでも指先をキデのために温めてくると言ったわりには

 

間違ってお水で体を洗う羽目になったけど、

 

ま、それでもいいかなと思って冷水で体を洗って来たとか

 

なかなかお茶目なことを言いながら、

 

よーやくアレックスも寝室に戻って来たわけ

 

そ、だから相変わらず、アレックスの指先はつらら並みに冷たかったけどね

 

そーそ、あたしたちが今回利用したその部屋ってば、

 

ちょっと照明が変わっていて、淡いステンドグラス風の文様のガラス越しに

 

ずーっと電球色の照明が点いている感じだったのね

 

だから、その部屋にいると、その窓から明々と日光でも差しているのかと

 

思い込んでしまうよーな明るさだったのよ

 

前回のセフレトライアルでは、始終薄暗い中で行っていたわけだから

 

今回改めて、あたしたちはまじまじと相手の顔形を見て確認し合った感じね

 

うふふ、相変わらず、目がくりくりとして丸い形のアレックスはベビーフェイスね

 

さすが伊達男らしー、アレックスのドレッドヘアーも様になっていたわ

 

こめかみ辺りは短めに刈り込まれていて、

 

頭頂部あたりに短いドレッドヘアーの房がいくつか垂れ下がっているって感じね

 

まさにこのドレッドヘアーを日本で日本人がしよーとしたものなら

 

所要時間は少なくとも4時間以上、料金だって5万円~かかるってものだけど

 

アレックスは全てセルフでしていると言っていたし、

 

所要時間もわずか10ぐらいと言っていたわ

 

あたしは実はこの黒人のちりちりとした髪、嫌いじゃないの

 

だから、あたしは堪らなくなって、彼に一言断ると、触らせて貰ったのよ

 

くるくる、ちりちりとした硬い髪質は、

 

おぉ、そーね、ちょっとソフトなステンレスたわしみたいな感触かしら?

 

あたしは彼の髪の房をくしゃくしゃと手のひらで揉んだりして楽しんでいたわ

 

おぉ、なーんて気持ちイイの!!

 

しばらくあたしはそーやって、アレックスの髪を愛撫していた後で

 

アレックスと見つめ合うと、ベッドで横たわったの

 

何気にあたしが枕元に目をやると、どーやら飲み干したらしー、

 

チューハイの缶が置かれてあったわ

 

アレックスってば、

 

いつの間に2本目を空けていたのかしらとぼんやりと考えていると

 

アレックスがあたしの上に覆い被さって来て、

 

そのまま待ち切れない様子であたしの乳首を口に含んだの

 

そんなアレックスからはふんわりと、

 

今度はバニラエッセンスのよーな甘やかな香りが漂ってきたわ

 

「前回のセフレトライアルでは、キャラメルの香り…

 

うふふ、アレックスってば、香りの甘党さんなのね…」

 

あたしは人知れずそんなことを思うと、

 

巧みな彼の愛撫に眉間に皺を寄せて頭をふりふり、

 

じきに頭の中は真っ白になったの…

 

to be continued…

 

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