野郎ども、聞きやがれ!
あたしはひたすらMr.グッドPを探しているだけなんだよ
生ぬるい恋愛ごっこなんていらない
何度もセックスしてるからって誤解しないで
あたしはあんたらの都合のいい女でもなければ
気安い無料風俗でもない
ただ、ひたすらあたしにとって心地いい
Mr.グッドPを探しているだけなの
あんたら何も分かっちゃいやしないよ
いいかい、あんたたち、自分のPや性欲の基準を
ストレスフリーで思う存分行える
自分のオナニーに置いちゃいけないよ
あんたたちはセックスとオナニーを混同して考えてしまってる
オナニーで何回抜いたから何だって言うのさ?
オナニーでカチコチだったから何だって言うのさ?
オナニー具合で自分を精力絶倫だなんてつけ上がるのもいい加減にしなよ
いざ、あたしを目の前にして、この中折れ地獄!
そんでもって、辛うじて1回お勤め出来たらいいところ
ふざけるな!この見掛け倒し!
いいかい、あんたたち、オナニーとセックスは全くの別もんなんだよ
この、百戦錬磨のあたしが言うんだから間違いないよ!
いいかい、あんたたち、Pにはそれぞれ固さというものがあるんだ
1つ目は、手で触った時の固さ
あんたたちは、この時の固さしか知りやしないね
2つ目は、口で咥えてみた時の固さ
フフフ…あんたたちには永遠に分かりやしない固さだよ
自分のPが咥えられた時、あたしからどう判定されてるかだなんて
それから、言っておくけど、
1段階目の手で触った固さが望ましかったからと言って、
必ずしも2段階目でも望ましいとは限らない!
3つ目は、Mで咥えた時の固さ
もはやこれは、あんたたちの想像を絶する世界
それが証拠に、この1~3までの固さの違いなんて分かりやしないだろう?
それぞれに望ましい固さというのあるんだよ
しかも、他人と自分のPの固さにどう違いがあるのか
いや、そもそも他の男の勃起したPがどーなのかなんて
あんたたち、野郎どもは見て比べたこともありやしないだろう?
あたしの最新のセフレ…そー呼ぶには少し生ぬるい
あたしのセフレ兼同志でもある、レイジは
8人のメンズで1人の女とセックスしたとき
彼は果敢にも他のメンズの勃起したPを固さ比較のため
握らせてもらったことがあると言っていたよ
それぐらいしやしないと、
自分の客観的なPの固さなんて分かりやしない
でも、これはかなり特殊な例だろーね
大多数の男ってば、せいぜい自分一人で孤独に行う、
オナニーで勃起した自分のPしか知らないってもんさ
それを知らずして、あたしが1人で孤独に異を唱える
この「3段階のPの固さ」に軽々しく反論だなんて
偉そうなことをするんじゃないよ!
そんでもって、あたしはこの3つ目の固さこそ重視してるんだよ
こればかりは、さすがに一度入れてみないと分かりやしないけどね
え、そこまで言うなら、是非とも、あたしが求める
理想の、そ、Mr.グッドPの条件とやらを訊かせてもらおーか、だって?
うふふ、そーだねぇ…
1段階目では手で触った時に、ぶよぶよと柔らかい皮の中に
まるでアルデンテのパスタみたいに
固い芯が確かに感じられる固さが最低限欲しいねぇ…
2段階目では、1段階目よりももっと力強く勃起して
固くないといけないよ
そのぶよぶよとした皮がどんどんと引っ張られて
固くぱーんと張るぐらいにね
3段階目では、
おぉ、亀頭はまるでソフトなラバークッションのよーに張りがあって柔らかく
竿は、そーだねぇ、まるで物干し竿みたいに固くはちきれそーで
もはや、それは意思を持たぬ、無機質の温かい棒みたい
それであたしの中を貫くとき
あたしは歓喜の雄叫びを上げながら身をよじる
それから、あたしの膣壁はすりすりと迎え入れたPを
あらゆる方向から包み込み張り付き揉みしだき
そんな激しいあたしの膣壁の動きにも怯みやしない頼もしいPに
あたしがアクメの階段を駆け足で昇って行くとき
あたしは本腰を入れていきみながら
さらにさらにPを締めにかかる
どんなにあたしの中が狭いからと言って
あたしの膣壁の蠕動(ぜんどう)や
あたしからの容赦ない肉壁の締め付けに屈して
あたしより先に果ててしまうのはご法度だよ
それから、あんたはその下手くそなピストン運動をしなくていい
あたしに全部任せてただ大人しく静止して
あたしに全てを委ねてくれればいい
あんたは、ほら、アクメの期待と予感に
静かに下降してきた、あたしの子宮を優しくつんつんと
そ、ポルチオ・アプローチでアシストしてくれさえすればいい
おぉ、全てはあたしが膣壁で揉みごたえのあるPの固さ次第!
あたしがこれでもかって締めて締めて攻め立てても
決して怯まない、その不死身のへこたれない固さ!
そんでもって、あたしはここのところずっと
Mr.グッドPに出会えないでいる
Where’s Mr.Good P of mine?
あたしのMr.グッドPは一体どこにいるの?
あたしのMはその口を歪ませながら
不敵な笑みを浮かべて瘴気を吐く
「今夜の獲物は一体どうだろうねぇ…」
Where’s Mr.Good P of mine?
Where’s Mr.Good P of mine?
Where’s Mr.Good P of mine?
Where’s Mr.Good P of mine?
Where’s Mr.Good P of mine?…
何度も何度もその呪いのよーな言葉を呟きながら
あたしは、不気味な赤い満月を背に今夜もまた性懲りもなく
まだ見知らぬ男との情事の場所へと向かうのさ…
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