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アナル坊やは不人気者!~その5~

アナル坊やに連れられて入ったお店は、

 

やっぱり今流行りの、フワフワ系のパンケーキのお店だったわ

 

げんなりしながらも、アナル坊やおススメのヤツを頼んだの

 

そー言えば、あたしが愛人・セフレメンズ集団を結成していた頃

 

元・2代目第4愛人ゆーやが、別の女性とパンケーキを食べた後

 

その「パンケーキ婦人」とあたしが禁忌としてるバックしたと

 

嬉々としてあたしに報告したことを思い出したわ

 

あたしは彼が別の女性と逢瀬するのは平気だったのだけど

 

あたしがバックを痛くてどーしても受け入れられず

 

そのせいでアオカンも複数プレイも諦めたというのに

 

そんなあたしのコンプレックスを知ってて、

 

わざわざ報告してくるとは

 

「実にけしからん!」とあたしの逆鱗に触れてしまい、

 

愛人クビ宣告ドクロしてやったことがあったの

 

それを忌々しく思い出しながら、

 

「パンケーキを好んで食べるメンズは、

 

ゆーやといい、このアナル坊やといい、

 

どこかクセが強めなのかしらん?」

 

と、人知れず思ったものよ

 

あたしはパンケーキの柔さ、甘さにオエッとなりながらも

 

口に入れてどーにか飲み込んだところで世間話の一環として

 

アナル坊やに彼の仕事のことを訊いてみたの

 

ほら、あたしってば、メンズからお仕事と

 

性体験の話を聞くのが三度の飯より大好きだからさw

 

「A(アナル坊やのAね)さんは、どんなお仕事をされているの?

 

もし良かったら、差支えのない範囲で教えてくれませんか?」

 

「いいですよ、おれは、食品関係の仕事をしています」

 

「食品関係?」

 

「そーです、キデさんも必ず一度ぐらいは利用したことあると思うな」

 

勿体ぶって、めんどくせーヤツだな、さっさと教えろよ、

 

とは思っても、おくびにも出しませんよ

 

「…ちょっと、分からないなぁ、ズバリ何ですか?」

 

「コンビニです」

 

コンビニ?そー言えば、プロフには大手企業と書かれてあった

 

つまり、コンビニの中央本社で働く社員ってこと?

 

「それじゃ、コンビニの中央本部の社員さんとかですか?」

 

「いえ、そーではなくて、ただのコンビニで働いているんです

 

先々月までバイトで働いていたんですけど、先月から正社員になれたんで」

 

え?!だったら、ちょっと認識おかしくない?!

 

確かに、アナル坊やは全国チェーンの知名度の高いコンビニが職場だと挙げたけど

 

個々にあるコンビニは大抵フランチャイズのお店ばかりなので

 

それなら、職業は「大手企業」ではなくて単に「販売業」で良くない?

 

作為的に見栄えを意識して「大手企業」を選択したのではなく

 

話を聞いていると、彼はコンビニが全国チェーンのお店で

 

知名度が高かったという理由から単純にそう選んだみたいだった

 

そもそも、サイトのプロフの職業の選択肢に「大手企業」とあるのも

 

おかしいと言えばおかしな話なのだけどね

 

それで、年収が「大手企業」の割に「300‐600万」と低い謎も解けたのだけど

 

日頃、サイトのメンズの年収などに一切関心のないあたしが

 

このアナル坊やに限っては、やたら彼の職業や年収に拘ったのは

 

彼の言動に始終何とも言えない、違和感をずっと感じていたから

 

彼は、こんな感じで大人として求められる、

 

いわゆる「常識」「教養」といった類のものが

 

ちょっとずつズレていたのよ

 

例えば、これはずっと後での話になるのだけど

 

あたしの夫が瀕死の状態で救命病棟に救急搬送されて

 

面会謝絶でしばらく入院していたとき

 

そんなことなど知る由もないアナル坊やから

 

お誘いのKakaoを貰ったことがあったの

 

そんな彼に対して、「今は夫が大変な状況にあるので会えません」と伝えたら

 

「ふーん、そーなんですか、また会えそうになったら連絡ください」

 

と彼は返事を寄越して来たの

 

あたしはその彼の返事に思わず引いてしまったわあせる

 

だって、そーでしょ?

 

その当時のあたしの状況に別に同情なんて求めていやしなかったけど

 

それでも、社会通念上、相手がそんな大変な状況にある時は

 

マナーとして「それは大変な時に失礼しました」とか何とかの

 

クッションワードを挟んで対応するのが大人というものじゃない?

 

そんな違和感をアナル坊やに少なからず感じたのは、

 

何もあたしだけではなかったみたい

 

彼は、いくつかの街コンや、合コン、お見合いパーティーなど

 

果敢にも婚活に精を出していたみたいで

 

黙っていると、眼鏡の涼し気な目元の彼はさも知的なイイ男に見えて

 

必ずそこで女性とマッチングするのだけど

 

それから改めて1度デートをすると、途端に毎回決まって相手の女性から

 

無言でフェードアウトされてしまうとこぼしていたの

 

うん!分かるよ、その相手の女性の気持ち!!

 

とは思っても、おくびにも出さなかったけどね

 

to be continued…

 

 

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