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(新)セフレの品格~その12~

ケースケ、おつかれさんイエローハート

そーそ、前の話の続きねイエローハート

これはシュースケのみならず、

島民である私の同僚女性も言っていたことだけど

島には独自の島社会というものがあって

島民らは外食したり飲み屋とかが社交場とはならないけれど

でも、どこそかの誰兵衛がどこそかの誰かと付き合ってるとか

不倫してるとか男をとっかえひっかえ連れ込んでるとかいう醜聞は

たちまちに島中を駆け巡るから恐ろしいって言っていたわね

だから、シュースケがサイトを利用すること、

それどころかサイトのプロフに自分の写真を掲示するのも

きっと物凄く勇気が要ったことだろーと思うわ

もしも島の人にバレたら、

きっと彼らはサイトをいかがわしいものと決めつけて

「○○さんちのシュースケくんは、

れっきとした彼女もいるのに、

いかがわしいものに手を出してる!」って

そりゃー、ハチの巣をつついたよーになったでしょーね

それゆえに、シュースケ

「島の人は俺以外サイトをしていないに違いない」

って言っていたけど

…うふふ、実はシュースケ以外にも

サイトを利用していた若いメンズはいたんだな

だって、その彼からメールを貰ったことがあったもの

不自由な島に住んでいよーとも欲望は皆同じで

しかも、若者の大半は島から出てしまう事情を考えると

シュースケのよーに、島に残ることを決めた若者が

恋のお相手を探すのはなかなかの至難の業だと思う

でもね、シュースケが心配するほど、

年配の島の人たちは恐らくサイトの存在すらも知りやしないわよ

当然、そういう狭い島社会だからこそ、

人妻だった彼女とそんなに接点がなかったと思われる

シュースケも彼女の最新の動向を聞きつけられたのだと思う

しかも、シュースケはその彼女の別れた旦那の顔を知ってもいれば

その旦那の浮気により2人が離婚したことも筒抜けだったみたいね

そして、今度は逆の立場になったシュースケ

かなり年上の元人妻の彼女に随分とご執心で

振られてもめげずに何度もアタックし続けていたということは

彼女の元旦那や、恐らく自分のご両親にも筒抜けだったはず

そーそ、先月の東京出張で宿泊した、

東京ステーションホテルのポーターで

50代ぐらいと思われた女性は

いつかこの仕事をリタイアしたら、

ちょーどシュースケの住む島に移住したいって

毎晩その島に関するインスタやブログを読んでは

その日を夢想してると明かしてくれたけど

それは彼女が大都会東京の一番の喧騒の渦の中で

来る日も来る日もおびただしい人たちに揉まれて仕事をして

疲弊してしまっているから現実逃避で憧れているだけなのでは

確かに美しい自然、ゆったりとした島独自の時の流れとかはあるけど

その一方で、こんな閉鎖的で息苦しい島社会の現実を知っても

まだ彼女は島へと移住したいと言うのかな?

確かに、都会からの移住者も結構な数でいるらしくて

その人たちは島を裸足で歩き、

幼い子供は全裸に近い格好にさせて野放しにしてると

時代錯誤のヒッピーのよーな独自のコミュニティーを作り上げては

移住者だけで固まって交流していたりすると

やはりその島民の同僚から聞いたことあるわ

閑話休題飛び出すハート

それからシュースケとその彼女さんは

晴れて付き合うよーになったけど

彼女には19歳とまだ9歳のお子さんがいて

シンママらしく9歳のまだ手のかかる子供にずっとかかりっきりで

シュースケがその彼女と逢瀬出来るのは、

子育ての合間のわずかな時間だとこぼしていたわね

そうそう、まさに同じことを

我がKidechan’smen のメンバーの誰かも言っていたわ

所詮、子供には敵わない、お手上げだって

こちらがそれでどんなに寂しい想いをしたとしても

彼女の子供の都合に合わせるしかないって

でも、シュースケ曰く

「だからと言って、子育てを放棄してまで

俺に会いに来るよーな軽率な女だったなら

こちらから願い下げだ」とも

あら、なかなか気骨のあることを言うじゃない?

そんでもって、その後、2人は同棲を4か月ばかりするのだけど

これは嘘偽りのない、まだ独身の若い男である、

シュースケの正直な本音なのでしょーね

日々の光熱費などの生活費を支払っていくうちに

自分の子供じゃない彼女の連れ子が使用している分の生活費を

自分が負担するのはどーしても納得できないと

そのうちに毎日毎晩、所帯のことでケンカをするよーになって

やがて同棲も解消してしまったと教えてくれたわ

20歳そこそこと言えば世間一般では

我が世の春と言わんばかりに

人生で一番羽を伸ばして自由を謳歌して

無責任に遊んだって許される年頃だろーに

おぉ、何の因果か、その自由を投げ打ってまで

これからの人生でうんざりするほど味わうことになるだろう

所帯を持つしんどさをその若い身空で既に経験済みだとは

それは、シュースケが高校を卒業してすぐに就職したから

それに合わせて彼の人生も待ったなしで

大人の世界へと放り込まれてしまったと言うの?

そー言えば、ブログ記事「逆ナン」で書いた

20歳そこそこで結婚し離婚して今は

せっかく建てたマイホームローンにあっぷあっぷしている

24歳にして既に人生に疲れ切った顔してたユーキ

どこか重なってしまうところがあるわね

所帯で苦労したという点でおいて

尤も、ユーキはすっかり鬱になってしまって

性欲すらもどこかへ置き忘れてしまったみたいだったけど

一方、シュースケは年相応に血気盛んに

セフレを物色している点で

まだシュースケの未来は明るいといえば明るいか

to be continued…

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