ゆーや、おつかれさん
さ、今夜も、愛人帝王学の
レクチャー始めるわよ
そうそう、昭和枯れすすきの現・夫との
10年にものぼる禁欲生活のほころびが
どうやって起こったのかについて
話するのだったわね
うふふ、実はね、トオルにも
同じ質問をされたことがあったのよ
「キデの二人の夫さんがEDであることが
結果的にキデを出会い系サイト利用へと
走らせたことは分かったけど、
サイト利用をするようになった
直接的な出来事って一体何だったの?」ってね
具体的なきっかけは、とても些細なことよ
あれは、枯れすすきとの結婚生活が5年目を
迎えた晩夏のことだったわ
私たちは不倫関係が5年目を迎えた時、
夫のガンが見つかって、その闘病のために
入籍した話はしたでしょ?
そのときに約束したことが2つあったの。
1つ目は、私は死ぬまでずっと女でいたいので、
妻としての役割を期待しないこと
(家事、その当時はまだご健在だった、
高齢の義母の介護等)
2つ目は、セックスレス・カップルにはなりたくないので
少なくとも週1でのメイクラブを行うこと
あ、今、驚いた顔したでしょ?
そーよ、確かに枯れすすきはEDだわ
でも、だからと言って、メイクラブが
全然出来ないというわけじゃないのよ
確かに、挿入は出来ないから、
そこは主にオーラルセックスで対応したわね
それから、真正包茎の夫はPを触られると
痛いと言っていたから、
私はもう永らく夫のPなんて触るどころか
見てもいやしないわ
でも、相変わらずFが面倒くさい私にとっては
逆にそれで好都合だったのよ
そうそう、シャワーの後で服を着て
私とのメイクラブに応じた、カジモトを
おかしいと書いたことがあったけど、
よくよく考えて見たら、夫もそうだったわ
いつでも枯れすすきとのメイクラブは
私だけが全裸になっていたわね
EDのせいなのか、60過ぎまで生きて来て
まともに付き合った女性はほぼ私1人という夫は
もちろん性交の経験も極端に少なくて
他者から自分の体を触られるということに不慣れだから
未だに触られることを不快に思うらしいのよ
私と知り合った時には、既に指定難病である、
黄色靱帯骨化症で、背骨が大きく湾曲していたし、
股関節にも障害を持つ夫とは
さすがに69とか言った、顔面騎乗は行わないけど
でもそれなりに決まったフォームで
オーラルセックスを行うのよ
私がベッドの上で横たわり、下半身をベッドから
だらんと垂らすような姿勢になるの
そこへ夫が跪いて私にオーラルセックスをするって感じよ
その姿勢こそが体に色んな障害を持つ彼にとっては
ベストなポジションだったみたい
うふふ、そーねぇ、私のメイクラブ人生で、
この昭和枯れすすきの夫ほど私にとって
しっくりとくる愛撫を施す男はいないわね
だって、これまで実に10年の間に
彼を私好みの愛撫を施す男へと調教したわけだしね
女性経験がない分、女性への愛撫にヘンなクセも
まだ持っていなくて、完全に私色に染め上げたって感じね
だから、トオルはまだ、アクメに達した後の私の
乳首から口を離すタイミングを計りかねているけど
その点、うちの夫は優秀よ
それから、オーラルセックスでアクメに達した後の
私への後戯についても夫は熟知しているしねw
ほら、ゆーやってば、セフレトライアルで
私がオーラルセックスでアクメに達した後
ヒクヒクしてるって少し驚いていたけど
その後、私の指示に従って右腰辺りを
さすってくれたでしょ?
それを夫は私が何も言わなくても黙って
さっと行ってくれるって感じね
夫と私は、互いに気乗りしないときは
断ったりしていたけど、
尤も夫が断る回数は私よりもずっと
少なかったけれど
それでもどうにか週1のペースは
死守していたと思うわ
だけど、問題がおきたのは、
ある晩夏の週末の昼下がりだったわ
私は急にムラムラしてしたくなってきたのよ
いいえ、急にじゃなかったわね
その頃、私は常に自分の小陰唇がざわざわとして
Pを咥えたがっているのを頻繁に感じて
慢性的にムラムラしていたのよ
それはそれは本当に辛かったわ
だって道具を使わない私にとって
挿入を1人Hで実現することなんて
出来やしなかったわけだしね
それまではそんなことなど全然なかったのに
むしろ、かつては挿入されることに面倒くさささえ
感じていた私は、クンニだけで済むのなら
なんて楽でおいしい♪ことなのかしらって
ほくそ笑んでいたぐらいだったから
でも、そーねぇ、実はその前から
私は段々とオーラルセックスだけでは
物足りなくつつあったわね
だから、不能な夫のPの代わりに、
夫の指でMの中を掻いてもらったり
奥まで入れてもらったり
色々試すようになっていたわけだし
私もそんな自分の体の突然の変化に
戸惑ってばかりだったわ
それを少しでも解消しようと、
いつもなら私たちは週末の夜に
メイクラブを行うのが常だったのだけど
その日はどうしても我慢出来なくなったから
夫を求めたのよ
これまでにも気紛れにまだ日が高いうちから
私が夫を求めることはあって
それに夫は応じてくれたりしたわね
だけど!!
どーしてかしら、
なぜかこの時だけは夫は拒否をしたのよ
いつでもお互いからの誘いを断るときは
その理由を伝えるのが習わしだったのに
なぜかこの時ばかりは夫は何も言わずに断ったのよ
随分後になってその理由を夫に尋ねたら
単に夫は照れ臭かったからだと教えてくれたのだけど
どーして今更、照れ臭く思って断ったのか、
未だにその心が分からないわ
そのことを話したら、トオルは珍しく、
「オレは夫さんの気持ち分かるな」
って言ったのだけどね
確かに、その頃は夫の実家で暮らしていて
昔ながらの田舎の大きな敷地に
夫は自分の家を建てて
そこで私たちは暮らしていたの
母屋と夫の家との間には中庭があって
そこでは常に人が何かしら
作業をしているような感じだったわ
私はどちらかというと、
メイクラブでの嬌声は大きい方だと言われがちだし
実際に夫は、母屋に住む弟から庭を歩いていると
嬌声が聞こえてきたと言っていたぐらいだから
そのことを踏まえて、彼らが活動している日中に
することは気が引けたのかもね
仮にそうだったとしても、それまでにだって
日中にしたことはあったのだから、
私にはやっぱり不可解だったわ
そして、そんな夫の心とは裏腹に
私は夫から何も理由を告げられずに断られたことが
その時は無性に許せなかったのよ
しかも、EDの夫からも拒絶されてしまうだなんて
私はいよいよ女として終わってしまったの?
そんなに魅力もなくなってしまったの?
って、大変屈辱で絶望的な気持ち
にもなってしまったしね
そもそも、こんなにムラムラさせられているのは
あんたのせいでしょって、憎くも思ったわ
それはきっと、その頃がいつになく
私の中で性欲が高まって
実に女としてしんどい時期
だったからでしょうね
私はそんな夫が
心底許せなくて、やるせなくて
それなら、外で晴らしてやる!!
って、ついに出会い系サイトの利用を思いつき、
すぐに登録することにしたのよ
あら、もうこんな時間
今日のレクチャーはここまでよ
この続きは、また明日ね
しっかりと学んで、
素敵な愛人さんになってね♡
間違っても、トオルみたいな
ポンコツ愛人になってしまってはダメよ
それでは、またね〜
コメント