ゆーや、おつかれさん
さ、今夜も、愛人帝王学の
レクチャー始めるわよ
そうそう、昨夜はちょうど
ゆーやからの質問で終わっていたわね
「通常、PT（パーソナルトレーナー）は
全裸になることを要求しないのでは？」って
そーね、私も教祖様と巡り合うまでに
実に２名のPTのトレーニングを
受けていたことがあって
１名は男性だったけど、確かに
そーいうことを要求されなかったわね
でも、誤解しないで欲しいのは、
何も教祖様が私に全裸になることを
求めたのでは決してないということよ
私が自発的に全裸になったと言うわけよ
ここでまた誤解しないで欲しいのは、
私も教祖様を誘惑したいとかの
下心は決してなかったということ
このブログのせいか、
私もよく誤解されてしまいがちなのだけど
私は確かに性欲は強めだけど、
でもだからと言って
誰とでもホイホイ寝る女ではないと言うことよ
ちゃんと寝たい相手は厳選しているし、
だからセフレトライアルの合格率も、
調べてくれた人は分かるかと思うけど
英検２級合格率なみにやや低めなのよ
それと、私は自分の身内の男、
たとえば自分の知人の配偶者、
彼氏、愛人の男には
そもそも最初から欲情したりなんかしないの
そこはちゃんと一線引いていると言うか
自分で言うのも何だけど、こー見えて私、
割かしそこは義理堅いのよ
それから、一生かけて付き合っていきたい
と思うメンズには
意外と思われるかも知れないけど、
決して誘惑なんかしたりしないの
そりゃぁ、この歳まで女をしていると、
性愛＆情愛の儚さを痛いほど熟知しているからね
そーいうので、せっかくの魅力的なメンズを
失いたくないせいね
まさに教祖様はそういうメンズで
一生関わり合いたいと思っているから
私たちは東京でプラトニックデートを満喫しても
私の手配したスィートルームでディナーを楽しんでも
キスどころか、手さえもお互い触れないのよ
そもそもお互い、メイクラブをしたいと思っていないから
何となく雰囲気で…というのは全くないわね
ちなみに、私、そーいうのは嫌いなのよ
いつでも確信を持って楽しみたいタイプだからね
ちなみに、彼は妻子持ちの、
歴然としたヘテロセクシャルね
つまり、性的対象は女性であるってことよ
…あら、すっかり話が脱線してしまったわね
そうそう、それではどーして、
私が自発的に全裸になったかというと
ちょうど、鼠径部（そけいぶ）に
何と説明したらいいのか分からない
タルミみたいなのがあって、
これがずーっと悩みだったのよ
でも、PTである教祖様に
どう説明したらいいのか分からない
絵でも描いてみたけど、いかんせん、
絵心のない私の絵ではいまいち伝わらない
どーしたものかと私が悶々と悩んでいたら
人の心の声がたびたび聞こえたりする教祖様は
私にいみじくもこう言われたのよ
「僕はキデさんもご存知のとおり、
BF学院で学んでいたこともあって、
ファッションショーのバックヤードで
女性モデルが全裸で慌ただしく衣装に着替える
手伝いを何度もしてきました
卒業後は、女性下着メーカーで
企画開発をずっと担当してきましたし
だから、女性の全裸にいちいち
反応するということはありません
おまけに、長年PTの仕事をしてきたせいで
女性の体を見ても、単なる人体にしか見えず
むしろ男性として関心を
抱きにくくなっているのが
逆に悩みだったりします」
その言葉を聞いて、
思い切って教祖様の前で全裸になって
私の悩みの鼠径部をはじめ、
私の体の全部をくまなく見て貰おうと決心したわけよ
このときはまだ私も「貞淑妻」だったわけだから
物凄く勇気が必要だったし、震えていたけど
うふふ、同時に何かヘンな快感さえもあったわねｗ
思えば、この全裸での一件が、
今の私の性行動につながる
大きな一歩になったのかも知れないわねぇ
自分の殻を突き破るための
嫉妬深くて口の悪いトオルは、この話を聞いて、
「教祖様にＭの中も見て貰ったの？」
なんて意地悪く訊いて来たりしたけど
Ｍまで見せる必要なかったから、
見せないでしょって答えたわ
だって、私たちは単なるストリップショーを
していたわけではないから
そして全裸の私の鼠径部を教祖様はじっと見ると、
顔色も変えずにこうおっしゃったのよ
「確かに、鼠径部にぎゅっと肉が集まり過ぎていますね
それでタルミが起きているのでしょう
それは、やはりこれまでに何度も僕が言って来たように
股関節が十分に使いきれていないからですね
分かりました、一緒にこれからトレーニングで強化して
改善していきましょう」
あら、もうこんな時間
今日のレクチャーはここまでよ
この続きは、また明日ね
しっかりと学んで、
素敵な愛人さんになってね♡
間違っても、トオルみたいな
ポンコツ愛人になってしまってはダメよ
それでは、またね～
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