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(再)巨根さん、いらっしゃ~い!2~痴情編その4~(東のセフレ筆頭特集)

その火曜日は、元々は別のメンズと

 

セフレトライアルをする予定だったのだけど

 

彼に急用が出来て、ドタキャンになってしまったの汗

 

だから、あたしはその日の朝イチで、

 

「一番最初に俺のことを誘ってくれてとても嬉しかったのに、

 

イイ男ぶって、セフレトライアルを心待ちにしてる

 

そのメンズを優先して会ってやれよって言ったことを

 

今更ながらに大変後悔してる汗と、

 

んまー、実に往生際悪くて恰好悪い、

 

だけどそー思われることは覚悟の上で素直な気持ちを書いた

 

Kakaoを送って来た、タツノスケ師範を憎めずにいたので

 

あたしは彼に今からでも会えるかって訊いてみたの

 

ただでさえ彼の自宅はあたしのマンションから近いのだけど

 

その日、彼が担当していた現場は、

 

よりあたしの自宅に近いところだったものだから

 

タツノスケ師範ってば、どーしても自分が直接立ち合って

 

折衝をしなければならない案件だけをさっさと片づけると

 

いそいそとあたしとの待ち合わせ場所に向かったわけ

 

「俺の仕事は専ら外回り営業なもんだからさ

 

それをいいことに、女とホテルにしけこんで

 

ホテルから電話で商談したり、部下に指令出したりするよ

 

ホテルから朝出勤したことも何回かあるぜ

 

そーそ、一度なんかはさ、仕事の電話中に女が面白がって

 

俺にFをして来てくるもんだから、

 

こっちも喘ぎ声を嚙み殺すのに大変だったわー」

 

なーんて、初回のセフレトライアルでのピロートーク

 

あたしはタツノスケ師範から散々武勇伝を聞かされたわけだけど

 

あたしからの直前の逢瀬の打診にも喜んで応じちゃう、その気軽さ、

 

なるほど~、女との情事のためなら、

 

己の仕事さえもどーにか都合をつけちゃうってのはホントだったのね

 

「その清々しいまでのスケベっぷり、正真正銘のすけこましね!」って

 

あたしは感心していたのだけど、その武勇伝を聞かされた後で、

 

すかさず、最後にしれっと、

 

「だけど、こんな風に頻繁に会いたい、会おうとしている女性は

 

キデしかいない、キデが初めてなんだ♡」なーんて、

 

ちゃーんと殺し文句で締めくくるところ、

 

「さすがだわ!」って唸ってしまったわね

 

だけど、同時にスケベ根性たくましく、

 

「どんなことでもいいから利用して女を口説く材料にしてしまえ!」って

 

そんなギラギラメラメラした下心もあたしにはムンムンと感じられて

 

逆に引いてしまったけどねあせる

 

さて、待ち合わせてあたしたちは、

 

わずか3日前にセフレトライアルで利用したホテルへと向かったわ

 

そのホテルはガレージ形式で階段を昇って部屋に行かなくてはならないの

 

タツノスケ師範ってば、わざとあたしに先に階段を昇らせると

 

いきなり背後から何も言わずにあたしのお尻を触って来たの!

 

百戦錬磨の女であるあたしでさえも、

 

まさかフライングでそんなおイタを仕掛けて来るメンズには

 

これまで1たりとも出会ったことがなかったものだから

 

心底びっくりして、思わず前へとつんのめりそーになったぐらいよ!

 

「ち、ちょっとぉッ!!あせる

 

あたしが非難めいた顔でタツノスケ師範に振り返ると

 

彼は悪びれることなくニヤニヤとあたしを見てる

 

「なるほど、ほんの挨拶代わりとしてこれは毎回女にやってる口だわ

 

そっか、前回のセフレトライアルでは相当ネコ三毛猫を被って大人しくしていたのね」

 

って、あたしは人知れず冷静に彼のキャラクターと性癖を分析していたわね

 

しかも、「こーしてやると、女は喜んで許してくれるだろ~♪」

 

って、さも言わん姿勢に、「小馬鹿にしてる!」って、

 

ちょっとイラっムカムカとさせられたのも事実だけど

 

フン、あたしとしては、そこは大人の対応で、

 

敢えてスルーをしてあげたわ

 

…それに、ここだけの話、初めての体験だったせいかしら、

 

…ちょっぴりだけど、そ、ホントにちょっぴりだけよ…

 

…そー悪くもなかったしね♡

 

あ、だけど、タツノスケ師範にはナイショ♡

 

アイツってば、直ぐに調子に乗ってつけあがって来るから上差し

 

だけど!!

 

彼のやんちゃなおイタはこれだけに留まらなかったの!

 

部屋に入って、あたしがバッグを置いて、ソファーに腰かけるや否や

 

タツノスケ師範ってば、あたしに抱きついて

 

うなじ辺りの匂いを嗅いで来たかと思うと

 

あたしがつき合いがまだ浅いメンズとのキスにそれほど抵抗がないことを

 

既にブログやKakaoで確認していた彼は

 

前回のセフレトライアルでは遠慮してしなかった、

 

キス唇をまるで取り戻すかのよーに、ぶちゅって唇を押し付けてきたわね

 

ま、その程度ならあたしに、メイクラブ前の小手調べとして

 

行ってきたメンズはいたりしたわよ、飽くまで上品、控え目にだけどね

 

だけど!!

 

その後、あたしが何も言わないことをいいことに、

 

ますます調子に乗ってタツノスケ師範ってば、

 

あたしのレースタイトスカートの裾をたくし上げると

 

時節柄まだ蒸し暑くて、ストッキングを履いていない、

 

あたしの太ももを、さもイヤらしそーな手つきでなでなでしては

 

そこに突然がばって顔をうずめたりしてきたの!

 

…そーねぇ、そー言うプレイもたまにはいいでしょ、

実際、最後の辺りはあたし自身も不本意ながら、

 

すっかり感じちゃって、へろへろになって

 

腰砕けで下半身に力が入らなくなっていたわけだし

 

だけど!!

 

ブログやサイトの日記でも何度も書いて来たとーり、

 

オシャレ好きの着道楽のあたしからしてみれば

 

タツノスケ師範の愛撫に酔う自分も確かにいる一方で

 

あぁ、やっぱり、洋服が汚れる、傷んでしまうって

 

どーしても衣類や下着の方にばかり意識がいってしまって

 

楽しめないどころか、多大なストレスになってしまうのよ!!

 

やっぱ、こー言うことは、しかるべき手順を踏んで

 

事前申請してくれないと!それ相当の衣類で対応します!

 

だから、このまま彼の手がスカートの中に入って来るのかしらって

 

自然と身構えていたわけだけど

 

そこは、さっすがタツノスケ師範!

 

あたしの情報収集を抜かりなく行っていた彼は、

 

それ以上のことはしてこなかったわ

 

それどころか、突然、彼は何もなかったかのよーに立ち上がると

 

「あ、俺、まだ風呂の湯、入れてなかったわ」

 

って、すたすたと浴室へ消えて行ったのよ

 

おぉ、何て小憎らしい変わり身の早さなの!!

 

その場でぽつねんと取り残された、あたしってば一体どーなるの?!

 

…いいわ、今後のためにも、よーく覚えておくことね

 

オシャレだなって思う女には決して、事前申請無しで

 

こんな着衣プレイを仕掛けぬこと!

 

いーこと?あたしの頭のてっぺんから足の爪先までのファッションの総額、

 

タツノスケ師範、あんた、一体いくらだか知っているの?

 

あんたの好きな馬券1000口分はざっと軽くいってるんだからね!!

 

まだそれでもちょい足らないぐらいよ!!

 

これ以上、あたしの洋服を雑に扱ったら、弁償してもらうんだからねー!

 

 

to be continued…

 

 

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