あたしが洗面所から寝室に入ると、
やっぱり、カイトはこちらの予想どーり、
部屋の灯りはあかあかとしたままだったわね
このブログでも、何度も口が酸っぱくなるぐらいに言ってきたことだけど
手馴れたメンズならば、ここでサッと灯りを程よい暗さまで落として
先にベッドの中で待っている者だけど、
ま、そこはまだ若干22歳のカイトのこと、
しかも商売女としか寝たことがないというのなら、
そんな情緒の1つや2つ、学ぶ機会もなかったことでしょーよ
カイトは所在なさげにベッドの上でごろんと横たわっていたわ
あたしはそんな彼の左側のベッドの縁に腰を掛けると
サッとスリップドレスを脱いで、その下に仕込んだエロい、
いわゆるプレイ用の下着姿で布団の中に潜り込んだの
それにしても、だよ!!
やっぱ、天井の灯りがこーしてベッドで仰向けになっても
まぶしくて気になる!!
カイト、まだ22歳のキミの目には平気であっても、だよ…
「ね、カイト、少し灯りを落としてくれない?」
カイトは素直に枕元のパネルで灯りを
慣れない手つきで色々と調整してくれている最中
何を思ったのか、完全に真っ暗に近い状態にしてしまったの!
え?カイト、アンタ、カラスの濡れ羽色なのは、
さっき見た、アンタの豊かなちんちろ毛だけでいいよ、
部屋までまさにアンタのちんちろ毛並みに真っ黒の暗闇にしてどーする?
そもそも、あたしがアンタのためにせっかく仕込んだ、
このプレイ用の下着の数々がまーったく映えないじゃんよー!!
って、あたしもわずかな間に1人で散々突っ込んだ後で
カイトに言ったのよ
「もう少し、明るくしてくれてもいいけど?
これじゃ、お互い、何も見えないでしょ?」
その後、どーにかこーにか適度な明るさに落ち着いたところで
カイトはあたしに近寄ると、そのまま覆い被さって来たの
そして、今度は臆することなく、あたしの顔を覗き込んで来たかと思うと
彼からキスをしてきたのよ
うふふ、カイトってば、よっぽどキスが大好きと見たわ、
さっきのお風呂場でもかんなり濃厚なキスをしたつもりだったけど
それだけじゃ、とてもじゃないけど、飽き足らないと見た!w
今度はリラックスして、彼からあたしの口の中に舌を入れると
彼から舌を絡めてきて、
今度はすーっかりあたしがされるがままにいたわね
ふーん、なかなか上手いじゃないの
キス好きこそものの上手なれ、ってまさにこのことかしらんw
それとも、能ある鷹は爪を隠すって、
最初は照れから本領発揮出来なかっただけ…?
しばらくキスをした後で、満足げにカイトはあたしの唇から離れると
そのままスッとあたしの胸元まで下りて行ったの
あたしがカイトのために仕込んだ、
カップが黒のメッシュで乳首がスケスケになっているブラを見て
彼がボソッとつぶやいたのよ
「エロい…」
そーでしょーよ!!まさにこちらとしてはしてやったりよ!
だけど!!
あたしはこーして、メンズのためにわざわざプレイ用の下着を仕込むたびに
毎回、ある程度の落胆を余儀なくされてしまうの
だって、そーでしょ?
こちとら、手間暇をかけてしこんでいるわけだから、
もっとそれに見合った反応を見せてくれたっていいのじゃないって、ね
ま、それが男たるものだから、仕方ないって諦めて久しーけど
こんな時、相手が女性だったなら、
もっとエロい展開になるのになーって思ったりしちゃう
ほら、だって、女性ってば、繊細で感受性も豊かだったりするから
例えば、こちらが出張土産などでお菓子を差し入れただけでも
まずはその外装を愛(め)で、それからおもむろにその外装を外すと
そのお菓子のフォルムをじーっと眺め、それからその芳香を楽しみ、
やがてサクッと歯を入れる…
それなのに!!
往々にして、職場のおっさん連中と来たら!
バリバリと遠慮なく、おぉ、周囲に響き渡るよーな大きな音で
外装を外したかと思いきや
その間、デスク上のPC画面から目を離すことなく、
ポイっと口にお菓子を放り込んで、
おぉ、自分が今何を食べているのか分からないまま咀嚼して
そのままごっくんと飲み込んで、終わり!
こちらも意地悪して、「さっきのお菓子、どーでした?」
なーんて敢えて訊いてみてやったら、
うふふ、自分が何を食べていたのか分からんから
そりゃ、うろたえるよねーw
「…あ?…ん?あぁ、…旨かったと思う…」
そ、ベッドの中でも、メンズってば、老いも若きも、
往々にしてこんな感じね…
セフレトライアルの前夜は、受験生の彼らも張り切って
「エロいランジェリーとか着けて来て欲しい♡」とか
何だかんだって、やたら注文つけて1人で勝手に盛り上がってるくせに
それを真に受けて、いざそのとーり仕込んでみたら、このザマ…
おっと、愚痴が止まらなくなってしまっていたわ、おほほ
さて、話をカイトに戻しましょ…って、ま、カイトも似たよーなもんで
あまり芳しくない反応だったけどね…
カイトってば、あたしのブラをチラリと見て、
はてさて、どーしたらいいのかちょっと迷った感じの後で
彼は、そのスケスケのブラカップの上部を少しめくると
わざわざご丁寧にもそこからあたしの乳首をむき出しにして口に含んだの
…あたしとしては、そのままスケスケのブラカップ越しに吸ってくれても良かったけど?
これってば、もー、律儀で真面目過ぎる、国民気質なのかも、
まずそんな「無法な」ことをしたメンズはいなかったわね
みんな、やっぱり、カイトみたいにブラカップを律儀に避けてあたしの乳首を口にする
だから、あたしもそれならばって、隙を見て、ブラをそそくさと外してしまったわ
そーしたところで、改めてカイトはあたしの左右の乳首を愛撫したの
あたしのおっぱいが小ぶりなせいか、彼はあたしの乳房を揉んだりすることなく
ひたすら乳首を口に含んで愛撫するだけで、
そ、テクニック的にはそんなにこれといって特徴的なものでもなかったのだけど
そもそもまだ若い未熟な彼のテクニックを見くびっていたこともあったせいかも、
それから、ここでも何度も書いたよーに、まだ若干22歳のカイトの口の中ってば
常に適度な水分、しなやかな筋肉の舌でもって、
そのテクニックの凡庸さもしのぐぐらいに、思っていたより悪くはなかったの
そんでもって、そーやって少しでもあたしを感動させたメンズには
あたしはなるべく間髪置かずにその場で伝えるよーにしているから、言ったのよ
「…あーん、カイト、なかなか上手じゃない、いいわ、その舌遣い…」
そ、そーやって、積極的に褒めてあげて、自信をつけてもらうのはもちろん、
その愛撫をしっかりと覚えておいて貰わないとね
そ、調教っていっても、何も色っぽい、ボンテージスタイルの
さもSっ気満載のおねーさんが、ムチを片手にあれやこれやと教えるのではなくて
こーやって、相手のメンズのプライドを損ねることなく、やる気を殺ぐことなく
さり気なくこちら側の要望を伝えて、覚えてもらうのよ
しかも、一度に大量に言っても、全然相手の頭の中に残らないから、
辛抱強く、少しずつ、ね
あたしがそーやって、カイトの愛撫に酔っている頃、
カイトってばあたしのおっぱいに満足したのか
布団をはぎ取ると、そのまま更にあたしの下の方へと下がって行ったのよ…
to be continued…
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