おつかれ
キデ、少し早い、誕生日プレゼント、ありがとう
2人でライントークするときに、俺が入力遅いとか、
文字数が少なくて要らぬ誤解を与えて困るって、
スマホ用のモバイルキーボード、くれたんだよな
俺たち世代はフリックよりも、キーボード入力世代だからな
もうこの時間だと、キデはすっかり夢の中かも知れないけど、
今夜はこのキーボードを使って、いつもより長めのライン書いてみるよ
俺はしょーたには感謝の一言しかないんだ
だって俺はずっと仕事に忙殺されて、
キデとそんなに逢ってやれないし、
第一、逢えたとしても、最近はずっと中折ればっかで、
思うようにキデを満足させてやれない
そんな俺に代わって、しょーたがキデを満足させてくれるからな
しょーたには、嫉妬とかはもうなくて、
本当に感謝の気持ちしかないんだ
中折れは、俺が仕事をし過ぎるせいと、キデは言うけれど
確かにそれもあるかも知れないけど、
でも、それだけじゃないんだ
俺の下で気持ち良さそうに目を閉じて
喘ぎながら時々頭を振るキデは
何てキレイな顔をしているんだろうって
いつでも逢ったときは、
いつものイヤホンを入れたまま、音楽をガンガンに聴いて
女王様のような、つんと澄ました顔をしてるのに
愛し合ううちに、だんだんと柔らかい表情に変わって
俺の好きな、可愛い顔になる
ついついじっと見入ってしまいがちで
そうしたら、その唇にキスをしたくなって
キスをする
そうしたら、キデは気持ち良さそうに
舌を出してくる
しばらくそうしてキスを貪りながら
また、あの気ままな妄想が忍び込んでくる
キデは、他のメンズとのキスにも
こうして舌を出して応じるのかな
他のメンズともこんなに長くキスをするのかな
イヤだな、キスをするなとは言わないけど
俺が一番長く、多く、キデにキスする男でありたいんだ
エピソードのインパクトが強烈過ぎたせいもあるかもな
でも、俺はどうしてもキモメンのカジモトだけは
受け入れられない
だから、本当は今日の夕方から会議を控えて
その準備に取り掛からなくてはならなかったのだけど
キデがあのキモメンと会わぬよう、
少しでも阻止してやろうと、
急遽、今日逢いに行ったんだ
本当は、俺だけのキデであって欲しいと思うこともあるけど
でも、それはやっぱり、とうの昔に諦めた
だって、キデはやっぱり、性欲モンスターで
強すぎる
俺の偏見と独断かも知れないけど、一般的な女性って、
月に2-3回すれば満足するものじゃないのかな?
それなのに、キデは毎日したいと言う
俺じゃムリーっ
そんなことをついごちゃごちゃ考えてしまって
しゅるしゅると小さく萎んでしまった
「どーして、なかなか逢えない二人が
せっかく一緒にいるというのに
他のメンズの話をして過ごさなくてはならないの?
私はトオルと逢っているときは、トオルのことしか考えないよ
他のメンズと逢ってるときは、そのメンズのことしか考えない
だって、目の前の相手に失礼でしょ?」
ってピシャリと言われてしまったけど
でも、そこで俺、ひらめいたんだ
キデはバックは痛いから大嫌いで、
どのメンズにも許さないと言ってた
「本当に、キデは誰にもバックを許していないの?」
「そうよ、嫌いだもの…トオル、したいの、バックで?
…いいわ、トオルだけには許してあげるわ」
現金なものだな
そうすると、たちまちに固く復活してくるとはw
「…味を占めたわね、次からもバックでするでしょ?」
俺はコクリと無言で頷きながら
バックはオレのもの♡って思ったんだ
すっかり、長くなってしまったな
キデ、だいすきだよ❤️
それでは、おやすみ
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