ケースケ師匠と束の間の逢瀬を終えた土曜の午後
彼から紹介してもらったダイスケと
ずっとKakaoでやり取りをしていたわね
「あはは
そんなにケースケくん、
私のことを褒めてくれていたんですかw
私も今朝、ダイスケくんのことを彼から聞いたばかりだけど
私のブログも既にお読みで、
セフレトライアルにも興味がおありとか
しかも、ケースケくんは
『俺の親友で俺以上にベッドで奉仕するヤツだよ』って
かなり勧められましたよw」
「めちゃくちゃ褒めていました!
めちゃくちゃスケベで、年齢を感じさせないぐらい
綺麗で身も心も若いって!
まだブログはケースケのヤツしか読めていませんが
自分のこともブログで書いてもらえるよーに
キデさんの心と膣奥に響かせることが出来ればと思っています!
むしろ、キデさんをイカせることが出来れば
挿れなくてもいいぐらいです!」
相変わらずの饒舌だし、若干ヨイショ気味の低姿勢だからこそ
結構、性的なことを書いてきても全く嫌味に感じられなくて
むしろ面白味さえも感じてしまうのは、彼の個性によるものなのかな
土曜の昼下がり、ケースケ師匠との逢瀬から戻って来て
私はまだよそ行きの服装のままだったし
せっかくフットワークも軽くなっていたから
ダメ元でこれから会えないかってダイスケに打診してみたの
…ま、でも、既婚者が気軽に週末にふらりと外出できやしないわね
ダイスケは来週の月曜にたまたま有休を取っているというの
うーん、月曜かぁ…
週初めだから夫の仕事の締め切りが集中しているのよねぇ…
それなら、午前中にサクッと会って、午後から出勤すればいいか
そー思って、ダイスケに提案してみると
ダイスケも用事が午前中にあって都合が悪いというの
ますます、うーん…
そんな私の空気を察したのか、
ダイスケはこんなKakaoを寄越したわね
「早速、僕なんかに合わせようとしていただき
どうもありがとうございます!
それから、すみません!
キデさんに無理させるわけにはいかないので
またの機会にしましょうか!
ちなみに会える時はキデさんの指定場所まで
行かせてもらいます!」
魅惑の20代のメンズ…
ケースケ師匠と同じ職場で同じ地域に住んでいるとしたら
きっとケースケ師匠と同じ感じで
せっかくのこの機会を逃したら
次はなかなかお目にかかれないに違いない
首尾よく、ケースケ師匠との束の間の逢瀬が出来たけれど
うふふ、そこは性欲モンスターの私
さっきの情事でMがまだ乾ききっていないというのに
もう既に飢え始めてる…
第一、私自身の仕事じゃなくて夫のヤツの仕事のせいで
千載一遇のこのチャンスをふいにするのがイヤ!
物事は考えよーよ!
考え方次第でいかよーにもなるわ!
否応なしに引き受けざる得なかった仕事の締め切りは
大半は月曜の正午となってる
だったら、午後からの逢瀬は却って好都合じゃないの!
どーしても先延ばしできない仕事だけ午前中にやっつけて
午後からは私も休みを取ってしまえばいいわ
人手が足らなくて1人で2人分の仕事を
こなさなくてはならないのはしんどいことだけど
でも、こーして自分の都合で気楽に休みが取れるのは
実にありがたいことよ
まさに、禍福は糾(あざな)える縄の如し、ね
そこで私はダイスケに返事をすべくKakaoに打ちこんだわ…
to be continued…
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