おつかれさん
そうそう、昨夜の話の続きね
初めてユーキからラインを貰った夜、
2人とも夢中になってライントークしたわね
その続きね
「山本さんはお子さんは?」
「いませんよ」
「後から言うのもなんやし先にいうときます
おれバツイチですよ」
「えー!!見えない(笑)
じゃ、もっと私たち、気軽に付き合えそうじゃない?
だけど、ユーキくん、もてそう(笑)」
「おれそんな山本さんが思ってるような
男じゃないと思いますよ」
「自分で渡しておいて言うのもなんだけど
お客さんからこうしてメモもらったの
初めてだったのに、よくライン交換してくれたね
勇気いった?
彼女とかいないの?」
「まぁ日頃配達とか行くお客さんなので
そこまでの心配は!」
「彼女いませんよ笑
そんな出会いないです」
「それじゃ、いつ結婚していつ離婚したの?」
「えー結婚したのは20歳で~
離婚は1ねんまえぐらいかな笑」
「お子さんは?
年上の奥さんだったの?」
「いや、タメでしたよ!
できこんとかじゃないんですけどね笑」
「じゃ、養育費とか支払っている感じなのね
大変だ
うちは旦那がEDだったから、
子供は出来なかったなぁ」
「EDのひとってどーやっても勃たないんですか?」
「そのはんどうで欲求不満的な?」
「そうそう、私は再婚しているのだけど
よりによって2人ともEDだった
凄い引きの悪さ
20年ぐらい禁欲してたね(笑)」
「なるほど、それはボーイフレンドもできますね」
「寂しい時は遊んでもらお」
「いいよ♪」
「いやほんとにあそんでもらったらあかんですよ
おれこんな生活やのにとてもそんなお金ない!
迷惑かけます」
「私は平日夜が都合いいけど
平日夜は早いシフトで何時に上がれるの?
シフト制だから、そんなに自由には
会えないと思うから
会える時に会ってみたらいいのじゃない?
お金はこちらが負担してもいいし
って、どんな遊びを考えてる?(笑)」
「えー早くて18時台とか?
全然合わせればいつでも会えますけど
それはおれに優しすぎません?」
そのあと、私が職場からハイヒール徒歩7分の
今まさに外壁工事中のマンションに住んでいるというと
配達員として、そのマンションのほとんどの世帯の
姓名を把握しているという彼は
見事、私の部屋番号を言い当てたw
それから職場には、私の直属の上司兼夫がいると言うと
ユーキは次のようなラインを送って来た
「え、まって笑
そんな状況でメモ書きくれたの笑」
「うん、少し迷ったけど
私、自分に正直なので(笑)」
「すごすぎ笑」
「そうね、基本的には肉食だし(笑)
ユーキくんは何食?」
「おれそんな積極的ちゃいますよ笑」
「うん、何かそんな感じするね(笑)」
「情けないよねぇ笑
リードされる方が好きって」
「え、いいんじゃないのかな
私、リードする男ってキライだし(笑)
需要と供給ということで(笑)」
「ありがとうございます!
なんか優しすぎて怖い笑」
「えー、何で怖いの?w
何も取って食いやしないよ(笑)
いや、食べてもいいかもね」
「おれ騙されてない?笑
そんなキデさんが思うほどの
いい男ちゃうと思ってるから」
「え、たべてくれるん」
「それじゃ、今度会ったら、
すぐホテル行く?(笑)」
「え、連れてってくれるん笑」
あら、もうこんな時間
早く寝ないと、お肌に響いてしまうわ
この続きは、また明日ね
あ、それはそうと、
トオルはいつ私と逢瀬出来るの?
え、「キデ、オレもホテルへ連れてってくれるん?」ですって?
ちょっとー、いい年こいたオッサンが、
私の可愛い、ユーキの物まねするのはやめてよッ
っていうか、トオルこそ、そもそもいつ私と逢えるのか
さっさと教えなさいよね
いつだってのらーりくらーりとかわしちゃって
ほら、今度は都合が悪くなると
お得意の、貝のようにまた押し黙る
今夜こそは、ちゃんとした返事をもらうまで
許さないわよ、観念しなさい、待ってるからね
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