PR

舐め犬クン~その4~

メンズってば大抵ランジェリーフェチで

 

この舐め犬クンだって御多分に漏れずそー

 

だから、あたしはバスルームから出た後、

 

体を拭き終えたつもりでもまだしずくが残る湿った体に

 

あたしが逢瀬の三種の神器を入れて持参する

 

ヴィトンのバニティーケースに詰め込んだ

 

ブラカップがメッシュになってスケスケのブラと

 

それに合わせた黒のGストリング

(Mとヒップに当たる部分が極細のヒモになってるTバック)

 

を取り出すと、いそいそと身に着けたの

 

それから、ネイビーのシルクサテンのスリップドレスはお約束ね

 

そ、あたしはメンズに見せる場合は敢えての

 

寒色系のクールなランジェリーを見せるかな

 

だって、ピンクとかのいわゆる女らしー色使いのものは

 

何だか「お店の女の子」感がハンパないんだもの、笑

 

そんでもって、素材は絶対にシルク一択ね!

 

だって、安いナイロン生地ではやーっぱり

 

「お店のキャスト」感がどーしても払拭出来ないのよ

 

どーせ直ぐに脱ぐからいいじゃないと侮ることなかれ、よ

 

メイクラブの達人は、こーんな些細なところでも手を抜かずに

 

己の気持ちを否応なしに盛り上げ上手だったりするのです

 

さて、話を舐め犬クンに戻しましょ

 

あたしは隙のない、完成した「衣装」を身にまとった後で

 

これまた独身メンズ限定の、

 

メンズウケ好評で、あたし自身も大好きなコロンを控えめに

 

手首に振りかけ、その手首でちょんちょんと後ろ髪辺りに触れてやると

 

舐め犬クンが待つ、ベッドルームへ向かったの

 

あ…ら、そーよね、この舐め犬クンなら、そーかも知れないって

 

あたしはまだ明々と照明が点いたままの部屋に入ってそー思ったわ

 

女性慣れ、情事慣れしていないのか、それとも敢えての

 

明るいところでプレイするのがお好き、の…どれかしらんってね

 

それにしても、ベッドヘッドにあるパネルの照明調節って一見分かりにくくて

 

面倒臭いから、あたしもどちらでもいいわって知らん顔したけど

 

それに、暗過ぎるのもあたしのせーっかくのランジェリー姿だって

 

舐め犬クン、拝めないじゃないのって思ったりしたし

 

さて、あたしはベッドの縁に腰掛けると

 

舐め犬クンがこれまたお約束で差し入れてくれた炭酸水を飲んだ後で

 

スリップドレスだけを脱ぎ捨てるとベッドの中に入ったの

 

すると!!

 

ホテルに入室したばかりの時の、あのガチガチの緊張した人見知りは一体どこへやら

 

さっきのバスタブでの前戯ですーっかり本調子を取り戻したのか

 

その割には、彼のPってば、ずーっと沈黙を守ったままだったけど

 

それでも、この間、相当に飢えていたのか

 

舐め犬クンってば、がばっと勢いよくあたしの上に覆い被さったかと思うと

 

それでも、初回のセフレトライアルだったから、

 

彼もまたキスしたい唇は遠慮して避けて

 

いきなりあたしの胸元へと下(お)りて行ったのだけど

 

あたしがスケスケのレースのブラをしているのをチラっと見ると

 

なぜかそれもスルーしていじることなく、

 

そのまま、するするとさらに下へ下(お)りて行ったの

 

「ん?」

 

意外や意外過ぎる、彼の行動にあたしがきょとんとしてる間もなく

 

彼はいきなりあたしのMにガバッて顔をうずめると

 

そのままクンニをし始めたのよ

 

あたし、その瞬間に分かったわ!

 

「あ、このメンズは、世に言う、舐め犬系メンズね…!」

 

 

to be continued…

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

人気ブログランキング

人気ブログランキング

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました