PR

舐め犬クン2~その1~

舐め犬

「あたしって、やっぱ、こーいう女だよね…」

その後に続く言葉は声に出さずに、ブツブツとつぶやいたのは

さすがのあたしでも多少は罪悪感と済まなさがあったせいかもしれない

「もう金輪際、あんたとしか寝ない」と

アレックス、あたしからそー言っておきながらゴメンって

そー言えば、元・東のセフレ筆頭、タツノスケ師範との時もそーだったっけな

タツノスケ師範にもあたしは黒人セフレのアレックスに言ったのと

一字一句違わず同じことを言ってた

そ、「あんたとしかもう金輪際寝ないわ」って

大人の男であるアレックスはそれの言質(げんち)を取ろうとすると

十中八九ロクな結果をもたらさないことを熟知しているのかスルーだけど

策略家のタツノスケ師範は、これまでに培ってきた

叩き上げセフレとしての勘をフル稼働させて、

あたしの動かぬ浮気の証拠をこれでもかって寄せ集めては

しらを切ろうとしたあたしを見事なまでに追い込んだもの

うふふ、それなら、最初からそーやって自らの首を絞めるよーなこと

言わなきゃ良かったじゃない、とでも言いたいのでしょ?

だけど!!

そー言っている時は、真剣にそー思っているのだから

どーしても、その気持ちを相手に伝えずにはいられないってものなのよ

ええ、よーく分かっていますとも、実に世話がないわってね、ウフフ

ホーント、あたしという女は!

やーっぱり、しおらしく1人の男だけに満足するよーな女ではなかったわ!

あんただけだよって、あたしに言わしめる程に

相手があたしの超お気に入りの男だったとしても

あたしという女は、目の前に別の魅力的な小枝があったなら

ついついそれも手折(たお)って愛でずにはいられない

そーいう、欲望の衝動、感情の揺れに大変弱ーい、本能のままに生きる女なのね

それにほら、我らがメンターの、通称・教祖様もこー仰っているじゃない?

「ガマンは良くありません、真の己を偽ることになります」

そーやって、体(てい)のいい言い訳に教祖様を使わせて頂いたところで

教祖様と言えば、あたしは先月、1週間近くもの東京滞在から帰郷した途端に

あたしにとってまさに呪縛の地である○○(あたしの住む地方都市)で

あたしは東京で教祖様を始めとした、いろーんな人たちと交流して養った

せっかくのエネルギーを全て自らの心身から垂れ流しにしてしまい

それが祟って、やはり心身に不調をきたしてしまっていたの

今でもそうだけど、それで乱心状態にあったあたしは、

あーんなにも我が心の拠りどころにして、ほぼ毎日、

あるいはそれ以上に1日に何度でも自分の心身の状態の報告を

教祖様に決して欠かしたことがなかったのに、

それを今では怠るどころか挙句の果てには、

年内一杯、彼のレッスンの辞退まで申し出る始末

「それが今のキデさんが望むことならば、仕方ありませんね」

そーは言っても、さすがの教祖様も心配されていたみたいで

クールな彼にしては珍しく、何度かあたしに長文のLINEを送ってくれたりしたの

乱心の極みのよーな状態にあったあたしは、

衝動的にここのブログの全記事を自ら公開停止にしてしまったりして

読者のみなさんには大変な心配とご迷惑をおかけしたと思ってる

ホント、混乱させてしまって、ごめんなさい

さて、最初はその親切なLINEを読むことさえも拒否していたけど

やはりあたしのメンターだけあって、霊験あらたかなのか、

何度かLINEを頂くうちに、彼のエネルギーを頂いて

次第にあたしもちょーっとずつだけど、冷静さを取り戻すことが出来たのよ

そーんな矢先だったの、あたしが久方振りに

性欲らしきものを自分の中で感じたのは

このブログでも何度でも書いたけど、

先々月に健康診断で飲まされたバリウムによって

救急入院、虫垂切除手術まで追いやられてしまったあたしは

それ以来ずーっとセックスが出来ずにいたし

最初は慣れぬ禁欲生活に苦汁を嘗めさせられたものの

そのうちにそれが当たり前になってしまったのか

いつしかあたしは性欲すらもどこかに置き忘れてきた感じだったわ

だけど!!

教祖様からのLINEで思いがけなく自己エネルギーが高揚したあたしは

実に久し振りにふっと、自分の中でかすかにだけどムラムラと

性欲めいたものが沸き起こるのを感じたのよ

だけど!!

咄嗟にオナニーをするのが面倒臭いと思ってしまったものだから

気のせいねって、あたしもそれで片づけてしまったけどね

だけど!!

あたしは実は見逃していやしなかったわ

そのムラムラの先に、一瞬だったかも知れないけど

懐かしのアレックスの姿ではなくて、

なぜか舐め犬クンのことを考えてしまっていたこと

うふふ、そーね、術後3か月ぐらいは、

傷口の表の皮膚の縫い目がくっついたとしても

その内部の腹膜の縫い目はまだまだ完全には癒えていないので

激しい行為、運動を避けることと言われていたせいかしら?

ほら、特にあたしなんかは、激しくいきんで膣を締めに締め、

自ら中イキを取りに行くよーな、セックスで常にアグレッシブな女なわけだし

そーんな自分を熟知しているあたしは、挿入を伴わないことが常であるからこその

舐め犬クンのことをついつい思い出したのかも知れないわね

一時は毎週のよーに舐め犬クンと逢瀬したせいで、

ほら、熱しやすくて冷めやすい、気分屋のあたしのこと

すーっかり彼に飽いてしまい、ご無沙汰してしまっていたのだけどね

でもね!!

これでもあたし、直ぐにアレックスとの誓いを思い出して

おまけにその日は体調が絶不調で寝込んでいたせいもあって

何もせずにその性欲をやり過ごして、直ぐに忘れてしまっていたのよ

それなのに!!

その風向きがすーっかりと変わってしまったのは、

翌日の昼下がりのことだったわ…

to be continued…

ブログランキング・にほんブログ村へ

人気ブログランキング
人気ブログランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました