みなさん、ごきげんよう、キデです
ちょーど、シャンパンの新しいボトルを開けたばかりなの
私がこのボトルを飲み干す間、
うふふ、私のぼやきにつき合ってくれる？
それと言うのも、ネットで実に「勿体ない女」の話を読んで
ちょっとぼやきたくなったのよ
その「勿体ない女」とはね、
小柄でさも男ウケのいい、どーせタヌキ顔でもしてるのでしょ
可愛い系の女で、20代の頃は黙っていても
わんさかメンズが寄って来てよりどりみどりだったらしーの
だけど！！
現在、42歳で絶賛婚活中の彼女は、30歳過ぎる頃から
1人2人と自分に寄ってくるメンズの数が減っていき
焦って、最近、どーやら婚活を始めたみたいね
そんでもって、昔取った杵柄（きねづか）で
美貌の彼女は40代で収入もいい男性とマッチングして
2度目の夜のデートをすることになったの
だけど！！
どーいう事情だったからか、相手の男性が選んだお店は
激安某イタリアンのチェーン店だったの
彼女はその途端に、自分がこの男性からないがしろにされてると
ショックを受けて、だからと言って、その場で露骨に嫌な顔をして
拒絶するのも大人げないとして、一応その店で食事につき合ったものの
その後はさっさと交際終了を告げたと書いてあったわ
さて、ここでみんなはどー思う？
この彼女の気持ちが分かる！って同情する？
それともこの彼女の行動に対して違和感を感じる？
私は、断然、後者だったわね、だから彼女のことを
実に「勿体ない女！」だと思ったのよ
確かに、期待していた2度目のデート場所が
きっと学生たちがたむろしててわいわいと騒がしいだろー
チープなお店だったら、ガッカリもするし、こけにされたと思うわね
そー思うこと自体は何も悪くはないのよ
だけど、この彼女が勿体なかったのは、この後の行動よ！
アラフィフにもなって最近とみに思うのは、
「大人の女とは、臨機応変に状況に対応しながらも
自分の望みを瞬時に判断し、
それをいかにスマートに相手に伝えられるか」
その能力に長けたひとのことだと思っているの
そーよ、いい大人の女ぶって、理解のあるところを見せよーとして
本当の自分の気持ちや望みを抑え込んで
自己犠牲を強いてまで相手を全面的に
受け入れた振りをするのとも全然違うからね
だったら、この場合、彼女はどーしたら良かったのか？
そーね、私だったら、こーしたかな
仮に、メンズの名前をタローとしておきましょ
「タローさん、お忙しかったのね、
お店を手配しておく時間がなかったのかな？」
「あれぇ、キデさん、このお店じゃダメだった？」
→メンズは往々にして店の雰囲気よりも味や値段、
店への移動時間の短さなどで店を選びがち
また、女性と違ってあまり新規開拓もしないので
学生時代から通っている店へそのまま社会人になっても
足繫く通いがち
エスコート慣れしていないと言う理由もあって、
自分の馴染みのお店へ連れて行きがち
だから！！メンズの選んだお店だけで、
短絡的にそのメンズの全てを判断してしまわぬこと！！
「極端な話、素敵なお店を難なく選べるメンズは、
余程の女慣れしたプレイボーイか
お店に入った途端、うるさくうんちくを語り出す、
グルメ気取りの男しかいない！」
ぐらいに考えて置いた方がちょーどいいかも
「嫌いではないんだけど、夜だと多分学生で賑わっていて
ちょっと落ち着かないかもね
…それにね、私、タローさんと『２人きり』になれて
ゆっくりお話しも楽しみながら食事をしたいの
出来れば、個室のある、静かなお店が良かったかな」
→メンズにダメ出しする時こそ、自分の最大限持ち得る力を
振り絞って、可愛くぶりっ子して伝えること！！
（え、逆にそれが怖いですって？フン、そこまでは知らぬ！！）
「2人きり！いいねぇ、でも困ったな…
急には適当なお店が思いつかないや」
「タローさん、私、いいお店知ってるわ
良かったら、そこへ行かない？」
→好奇心旺盛で行動範囲も広い女性の方が
圧倒的に素敵なお店をたくさん知っています！
こー言う風に、メンズに任せると、
トホホなお店を選ぶミスが多かったりするので
その時の保険用に、自分が案内出来るお店も用意しておくべき
出来れば、自分が案内したお店であった以上、
そこで自分がさっと1人で支払ってあげるのも粋かなと思ったり
女性の中にはやはり、男性から食事は奢られてナンボと思い込んでいる人も
一定数いたりするけど、それでもたまには自分からも相手のメンズに
お返しとして奢った方が素敵だと思う
そー考えると、激安某イタリアンチェーン店に断れずに入った時に
そこで日頃の奢りのお返しとして支払うのも1つの手ではあったかも
一見、残念そーな出来事でも、こーして、ちゃっかりと活かしちゃえ！
どんなに高給取りのメンズでも、別にお金が惜しいと言うのではなくて
相手の女性の人間性を見るために、
その辺りの振る舞いをじっと観察していたりするもの
第一、一緒に楽しむのだから、金銭的負担も出来る範囲で一緒に負担したいよね
イイ男ほと、男女の性差に囚われずに相手の人間性をじっくり見てます
それから、人間関係において特にそこに金銭が絡むと
厳密に「平等な関係」とは存在しないもの
キチキチに端数まで割り勘するよーな野暮な振る舞いではなくて
今回は自分が敢えてたくさん支払っておく
そ、相手のために使っておく、投資だと思えばいいのよ
お金は天下の回り物だから、
必ず回り回って大きくなって自分のところへと戻って来るわ
特に、そーやって相手から喜ばれたり感謝されたりしたお金はね
大事なのは、そーやってお金を人の間で循環させておくこと
決して目先の欲だけで物事を勘定しないでね
そーよ、粋な「円使い」が素敵な縁をもたらすのよ！！
それから、あともう１つ
若かりし頃に大モテだった、陽キャの男女諸君は
さっさとその過去の栄光を捨て去り、
自分の中の恋愛マニュアル、市場価値を最新版にアップデートしましょ
若かりし頃イケメンで
大層おモテになっただろーメンズとは
私がデートしないのは
彼らはその過去の栄光に未だに囚われていて、
きっとかつては女性陣がかいがいしく
世話を焼いてくれたりしたのでしょーね
その受け身姿勢が抜けきれずに、
何でもこちらからのアクションを待っていて
実につまらなかったりするからなのよ！
若い頃のモテ基準と年を重ねてからのモテ基準は全く違う！
…なーんてね、おほほ、私なんか若い頃もそーじゃない今も
一貫して「少数派の（エキセントリックな）女」呼ばわりで、
相も変わらず大衆受けもせず
生まれてこの方、モテた例（ためし）なんかありゃしないけどね
あら、シャンパンボトルが空になってしまったみたいだし
ちょーどいいわ、ここでお開きにしましょ
それでは、またね～
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