ゆーや、おつかれさん
さ、今夜も、愛人帝王学の
レクチャー始めるわよ
そうそう、昨夜は念願のツヨシとの
メイクラブの最中でツヨシが実は
高速手まんニストであったことが
判明したところで終わっていたわね
私のFの後で、ツヨシは
私にクンニをしてくれたけど
あれって一体どーいう感情なのかしらね?
行きずりの男ならこちらも遠慮なく
時には注文なんかも出したりして楽しめるのに、
相手の男が永らく顔見知りだったとか
相手の男になまじ情なんか持ったりしちゃうと
たちまちにクンニが気恥ずかしい行為に思えてしまうのは
私は割かし性的に解放されているタイプだと自認してるけど
実は物凄く保守的だったりするのかもって思ったりする瞬間よ
え?割かし解放どころか、性の先駆者だろ、ですって?
いえいえ、私はひょっとしたら
「陽キャラの女」かも知れないわ
メイクラブにたどり着くまでは
周囲の人が完全に引いてしまうぐらいの
超肉食ならぬ、狩人体質だけど
獲物を仕留めていざメイクラブとなると
それまでにすっかりスタミナを
使い果たしてしまっているから
あとはお好きにどーぞって
相手のメンズに丸投げというか
そーよ、自ら動くのが面倒くさい、
出来ればこちらは何もしなくて
相手のメンズに気持ちよくなるよう
奉仕して欲しいってタイプだしね
閑話休題
あら、すっかり話が脱線しちゃった
いよいよ挿入となったときに、
ツヨシのPは中折れしちゃったのね
「最近残業続きだったせいかな、
でも1人でしたときには
ちゃんと元気だったんだけどな」
ほらー、Kide’s data の通り、
中折れしてしまったメンズって
こちらが何も訊いていないくても
自分の1人Hのことを引き合いに出して、
何かと言い訳しがち!
そこで私がまたもやFを
ツヨシにしてあげると、
コリコリ系にまで回復しなくても
ふにゃふにゃで一見柔らかそうだけど、
その奥に固い芯が残ってる
アルデンテ系までには回復したから
「ここでナマでしちゃうと、
それがクセになっちゃうからね」って言って
実に礼儀正しく自ら自分のPに
ツヨシがにコンドームを付けたのを待って
私は彼の上になったわけ
結果的にはそのアルデンテな
ツヨシのPが締めやすくて良かったのよ
それに直ぐにツヨシは
果てそうな感じでもなかったから
私は好きなだけ時間をかけて
ツヨシの上で動いていたらいいわけだったし
シティホテルでドアは薄く、
ラブホみたいに防音仕様ではなくて
嬌声が人一倍大きな私だったけど、
そんなことなど気にしていられなかったわ
私のMから伝わり昇って来る、
ゾクゾクとした痺れのような
快感を逃すまいとしてね
カエル男🐸との情事や、
実はツヨシとの逢瀬の2週間前ぐらいに
約束を破って地元でヒロシと
メイクラブをしたことがあったけど、
そのときにヒロシが私が中イキ出来るよう
色んな体位をしてくれたりして
貢献してくれていたのよ
それらの経験を経た上で、
私は20年間封印してきた中イキの感覚を
このときようやく取り戻したと言うわけ
じわーんと広がる20年ぶりのアクメを
噛みしめながら私はとても感動して
「あーん、ツヨシ、私、
ついに中イキの感覚を取り戻したわ
ツヨシ、大好き、ありがと」
って、ツヨシに覆い被さりながら
脱力した私はツヨシに
感謝と愛情を込めてキスをしたの
それからしばらくして、
ツヨシも正常位で果てたわね
私たちはお互いに1回戦で終わってしまったけど、
私は久々に感じたアクメにすっかり満足して
これ以上、何も言うことのない逢瀬だったわ
むしろ、ますますツヨシのことが好きになったぐらいよ
…でもね
私たちはこの後、
次にいつ逢瀬するのかなんて
何も約束もせずに別れたわけだし
とてもじゃないけど、私からツヨシに
「次はいつ会えるの?」だなんて
とても訊けそうになかったし
正直、今夜のこの逢瀬が最初で最後だとも
思っているようなところもあったわね
もちろんだからと言って、
ツヨシを相変わらず切るという
考えはなかったのだけど
でも、ツヨシとクソつまらん
LINE文通生活が
またもや始まるのかなって思っていたわ
そーそ、ツヨシの言葉を借りれば
ツヨシと私は今夜メイクラブをしたことによって
ようやくツヨシの彼女と認定されたらしく
あるいは
何があっても自分のそばから離れそうにない
私の存在にすっかり安心してしまったのか
最近ではサイトを覗くこともなくなって
サイトKでは休会したと言っていたし
専ら深夜までソシャゲーに没頭していると
ツヨシは言っていたものだから
それならばって、ツヨシの手前遠慮して
サイトKから遠ざかっていた私が
今度、再び戻って、
新しいメンズを物色することにしたのよ
そーね、そこでいよいよトオルと出会ったのは
ツヨシとの逢瀬から
10日ぐらい経った頃だったかしら?
ここまで大きな迂回
脱線に次ぐ脱線の連続で
しばしばこの愛人帝王学のレクチャーの主題は
何だったのかって見失いがちだったけど、
もー、ここまで来たら、
レクチャーの内容の8割方ぐらいは
やっと終えたことになるわね
次回はいよいよ、
我らがポンコツ愛人のトオルの登場よ
だから、今日のレクチャーはここまでにするわね
この続きは、また明日よ
しっかりと学んで、
素敵な愛人さんになってね♡
間違っても、トオルみたいな
ポンコツ愛人になってしまってはダメよ
それでは、またね〜
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