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巨根さん、いらっしゃ~い!2~痴情篇その15~(東のセフレ筆頭特集)

一度は彼にしては珍しく、既読スルーで終わらせた筈の

 

タツノスケ師範からKakaoが届いたのは、

 

これまた彼にしては珍しく早朝の時間帯だったわ

 

ショートスリーパーのあたしは既に布団の中で目覚めていたから

 

着信音で直ぐに気付いたの

 

「おはようニコニコ

 

ほんとに会ってくれないの?

 

会いたくて仕方ないのに?えーん

 

もう2度と会うつもりもないの?やり取りも迷惑なの…?」

 

「あたしが昨夜、言ったことの意味、分からないままでしょ?

 

だから、会うつもりもないの」

 

「…会うつもりないんだね、わかった」

 

「ほら!あたしが物足りない、生ぬるいと思うところは、

 

まさにそーいう、優等生的な振る舞いなのよ!

 

自分がどー思ったか、気持ちをぶつけてくることなくね

 

怒り、反発、恐れ…とかあれば、反論すればいいじゃない!

 

あたしのこと本当に手放したくないと思うなら、

 

あたしに本音をぶつけて来たらいいじゃない!

 

単なるセフレ同士で留まっていたら良かったのに、

 

タツノスケ師範が中途半端にあたしにハマったとか言うから、

 

元々、気性の激しいあたしを目覚めさせたのよ

 

つまりは、パンドラの箱を開けてしまったと言うわけね」

 

「会うつもりもないって言われてしまった以上、

 

こちらから何か言ったり、行動を起こしたりすると、

 

しつこいと迷惑がられるだろうなって思う

 

本音はキデが欲しい、独り占めしたい

 

ブログやサイトの日記を読んでもジェラシーしか湧かない

 

でもそれではダメだ

 

この人を束縛したら、俺が捨てられるって思う自分がいる

 

だから、おもしろおかしく読んでる読者を演じてる

 

嫉妬が止まらない

 

そうだね、ハマってるのは事実だよ

 

あなたからのKakaoを待ってるし、

 

連絡無い時は、すぐこちらから送りたいのに、

 

それでもじっと我慢して待って、

 

迷惑がられないように自然だと思われるタイミングで

 

Kakaoを送ってる自分がいる

 

今日は他の男と会ってるんかな~とかも考えたりして

 

嫉妬の塊や」

 

あたしは、その彼のKakaoを読んで、

 

彼とのやり取りの中で一番胸が震えたわ

 

そ、「彼のピスタチオの殻、ついに壊れたり!」ってね

 

いいえ、これまでやり取りをして来た、メンズの中で一番だったかも

 

だから、あたしは直ぐに彼に返事を打ったのよ

 

「あーん、ここ一番、ぐっと胸を掴まれたわ!どのメンズよりもね♡

 

これまでの上辺だけのメッセージよりも、

 

はるかに説得力と迫力があったわ!

 

ステキ、いいわねぇ、男から愛されてるって感じで、

 

ゾクゾクするし、Mもジンジンするわ♡

 

それに、タツノスケ師範はあたしじゃないわけよね

 

だから、あたしの心なんて全然分からないわけだし、

 

あたしの心を推測しても、

 

それが果たして正解だったのかどーかも分からないわけよね

 

ちなみに、正解は1つもなかったけどねw

 

だって、あたし、しつこい男とか、

 

あたしに執着する男って、ハッキリ言って大好物だもの♡

 

むしろ、感動さえしてしまうものね

 

『おぉ、そこまであたしのことを好きでいてくれるんだ!』ってね

 

うふふ、あたしはそもそも、世間一般では忌み嫌われるよーな、

 

そんなヘンな男が好きなのよ

 

ね、分かるでしょ、あたしのブログを読めば?w

 

尤も、かくいうあたしも、

 

相当にエキセントリックな女であるわけだけどw

 

これからは、自分で事前に独断する前に、

 

全てあたしに対して感じたことは

 

あたしにぶつけてみたらどーかしら?

 

そんでもって、あたしの反応を見て、情報収集して、

 

あたしという女のトリセツを独自に作ってみたら?

 

何か、そーいうの、タツノスケ師範、得意そーだしw

 

これまで他の女たちと培って来た、

 

いわゆる小手先の恋愛テクニックはこの際、一切忘れて

 

だって、そーでしょ?

 

そのテクニックをあたしに駆使しよーとして、

 

失敗したどころか、逆にあたしの逆鱗に触れて、

 

あたしに既に捨てられそーになったわけだしねw

 

だから、今のタツノスケ師範はこれ以上、

 

失うもののない、無敵な状態なわけよw

 

いいわ、今のタツノスケ師範、とても気に入ったわ

 

これから会いましょう

 

今から準備する、お昼食べたから会わない?

 

どーかしら?」

 

あたしもつい感動してしまって、

 

長々とメッセージを送ってしまったわけだけど

 

果たしてタツノスケ師範にどこまで伝わったのか分からない

 

正直、彼はこの時点ではあたしの言っていることなど

 

ほとんど分かっていない状態だったけど

 

それでも、あたしの言葉にならって、

 

とにかく自分の本音だけは恐れずに伝えてみよーと決心して

 

あのKakaoを送ってみたらしーわ

 

そして、実際、それ以降の彼のメッセージは少しずつ変わって来たの

 

彼の中で何か吹っ切れたと言うか

 

「もちろん会う!

 

今日はキデのために空けていたんだよ?

 

そう、嫌われるのが嫌で、迷惑がられるのも嫌で、

 

鬱陶しいと思われるのも嫌で

 

だって、キデに惚れてるから離れたくないの

 

失いたくないの!!

 

だから合わせるようにしてた…

 

わかった、もうそれは止める!!

 

本能のままにキデを求める!!

 

お昼なんかいらない、キデが今すぐ欲しい!!」

 

あたしはその日、生理予定日でもあり、

 

周期どーりにピッタリと生理は始まっていたのね

 

フツーなら、生理中にメンズと逢瀬は一切しないのだけど

 

昨夜のことがあった今日のことだから

 

あたしもどーしても、タツノスケ師範に会いたかったし

 

彼が欲しくて仕方なかったし

 

生理が始まったばかりだから、まだそんなに経血も多くない筈よって

 

自分に言い訳すると、ベッドシーツ上に敷く、

 

出血対策用の捨てるつもりの濃紺のバスタオルと

 

逢瀬の神器3種とを用意して、彼との待ち合わせ場所に向かったのよ

 

もちろん、家を出る直前にシャワーは済ませておいたわ

 

だって、そーでしょ、きっと彼ってば、ホテルの部屋に入るなり

 

激情に駆られてあたしを襲うだろーことは安易に想像出来たもの

 

そ、それ以降、あたしは彼との逢瀬直前には

 

シャワーを済ませる習慣が出来上がったのよ…

 

to be continued…

 

 

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