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トーキョー・フェローズ~その10~

トーキョー

これは、みやび性愛大師のみならず、

教祖様も仰っていたことなのだけど、

連続中イキするにあたって、もう1つ大事なことは、

Mに合った適切なサイズのPを選ぶことと言われたわ

当然、自分のMのサイズよりも小さいのはダメで、

ちゃーんとフタをすることが出来ないから、

エネルギー漏れを起こしてしまう

確かにこれは体感的に自然と理解できる

だけど!!

意外だったのは、大き過ぎるPも、

やはり同じよーにエネルギー漏れを起こすから、ダメということ!

あたしは奇しくも自分のMのサイズに適切なPのサイズを求めて、

これまでに思いつく限りの試みをしてきたわ

うふふ、それでしばしば、女性よりも性に対しては

何でもありのメンズをざわざわとざわつかせ、

賛否両論を巻き起こしたものよ、笑

それをものともせずに何度も体当たりで試行錯誤を重ねて行った結果、

あたしは具体的に、自分のMのサイズに適切なPのサイズを導き出したわね

それは、勃起時で、直径が4㎝前後~4.5cmまで、

長さは太さほど重視していないのだけど、それでも敢えて挙げるとしたら

そーね、こちらも勃起時で15㎝前後ね

うふふ、それにしても面白いのは、メンズってば日頃、

好き勝手に女性のバストサイズは○○がいいとか、

やれ、巨乳好きのおっぱい星人だとか騒いだりしているくせに

あたしがいざこーして、飽くまであたしにとって適切なPを高らかに謳うと

「そーんなサイズのPの持ち主は滅多にいない、無理難題言い過ぎだ」とか

「男の良さは大きさとかのサイズじゃない!」だなーんて

自分のことはすーっかりと棚に上げちゃって、

あたしにしたり顔で抗議してくるわけよ、笑

ホーント、どの口が言っているんだか、笑

だけど!!

でも、このあたしにとって適正なサイズは、

これまでの百戦錬磨の経験から培った数値であるから間違いないし

今ではおかげさまで、メンズの骨格を見ただけで、

大体そのメンズのPのサイズまで推測出来るよーになったから

そーんなサイズの持ち主など滅多にいやしないよって

少なくないメンズから負け惜しみでそーんな捨てセリフ吐かれたりするけど

うふふ、意外と遭遇したりするんだな、これが、笑

そ、リンカーンじゃないけど、「意志あるところに道は開ける」ってね

求めて続けていると、望みのものを引き寄せられてしまうものよ

そんでもって、そーんな望みのPが挿入される直前、

あたしは期待と興奮とで、ぶるぶるって武者震いにも似た震えが全身に走るのよ

そーやって、待ち焦がれたPが挿入されるとき、

あたかもあたしはそのPを収める、

刀の鞘(さや)にでもなったかのよーな感覚になって

隙間なくピタリとあたしの中で収まるのを心地よく感じるのよ

そーよ、そーんなシンデレラフィットなPと出会ったとき、

挿入される瞬間からあたしは軽ーいアクメに襲われて、

それだけでうーっとりとしてしまうの

おぉ、それから!!

余程こちらがそれで感極まって、

おまけに相手のメンズともピーッタリと波長が合ったなら

あたしたちはそーやって合体しながら、もはや愛欲を超越した、

宇宙観(コスモス)さえ一緒に見て感じたことさえもあったのよ

うふふ、瞑想でもバッチリ決まったかのよーな、

静かで落ち着いた気持ちになってね

目の前に漆黒の、でも数多(あまた)の星屑もきらめく、

そーんな宇宙が眼下に広がってまぐわったままで、

「うわー、あたし達ってなーんてちっぽけな存在なんだろー!」って

泣き出したいよーな、そーんな畏れ多い、謙虚な気持ちにもなったわね

相手のメンズにも後で訊いたら、

実に同じよーな感覚を体験したと言っていたわ

あの感動をもー1度味わってみたいものだとあたしは熱望しているの

…うふふ、ここで、とーっても勘のいい、読者は気付いたかも知れないわね、笑

あたしにとって、望ましーシンデレラフィットのPのサイズが、

勃起時で直径4㎝前後~4.5㎝まで、長さが15㎝前後であるならば

「黒人セフレ、アレックスのサイズは

そこから大幅に超過してしまっているのでは?」ってね

ええ、まさに仰るとーりよ!

彼のPは標準的な体型の成人日本人女性の前腕ぐらいの大きさを誇るから

太さも長さも少なくともあたしの求める理想のサイズの倍以上あるわね

ええ、だからここで認めちゃうけど、

確かにアレックスはあたしにとって、適正サイズのセフレではないわ

それが証拠に、あたしは彼から挿入される直前、

未だに言い様のない恐怖や緊張が走って

思わず身をこわばらせてしまうのよ

そんでもって、そーやって身を固くして臨むせいか

挿入のたびに毎回、めりめりとあたしのMは裂けて、大量の出血を見るわけだしね

おまけに、油断すれば、相も変わらず痛みが伴うわけだし

だから、アレックスに限って、大量の潤滑剤が欠かせなかったりするわけよ

…うふふ、そーねぇ、いい加減、アレックスはあたしにとって

不適切なセフレドクロであると認めないといけないかも知れないわね

だから、M神様が今現在も相変わらず、

彼との逢瀬、プラトニックデートさえも

全て無条件にキャンセルさせてしまう流れになっているし

だけど!!

ここあたしの地元では、ありとあらゆるメンズを食い散らかして来た挙句

目下のところ、アレックスほどの良質かつ上質なメンズを見出せないのよ

まず彼は自己管理能力が高く、直ぐに何かあれば性病検査を受けるでしょ

それから、セックスに対して慎重だから、

余程自分のお眼鏡に適った相手じゃないと、そーそー簡単にはセックスを致さない

そんでもって、何よりも、驚異キラキラ脅威ドクロの勃起力と大きさの持ち主で

あたしの歴代セフレ史上、最も男性性の高ーい男と来た!

それに、あたしは自分のことを性愛における

無頼派グラサン武闘派ナイフだと自認してるけど

ま、そーいうわけで、いわゆるチャレンジャー精神旺盛なものだから

なかなかあたし自身でも手懐けられない、

強者のアレックスのPをいつか克服してやろーじゃないって

おほほ、あたしもついつい闘志で

燃え上がってしまうところもあったりするのよねぇ、笑

あーん、こーして闘争心が強過ぎるところもあたしの欠点よねぇ

セックスってば、闘争ではなくて、相手メンズとの調和なのにね

そーんなことを気付かされながら、

まだまだみやび性愛大師の講義は続くのよ…

to be continued…

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