そ、前回からの続きだけど、あたしは待ちに待ち焦がれてた
ルークからのメッセージを開封してみたのね
そーしたら!!
そこには、なーんの挨拶、説明もなしにでーんと
LINEのQRコードだけ張り付けられていたの!笑
「ちょっとーぉ、感じ悪くなーい、思わせぶりに待たせておいてこれですかー?」
って、一瞬ムッとしないこともなかったけど、それはあたしの日本人的発想であって
「ま、チマチマ&白々しー上滑りなやり取りは大胆にカットして
合理一本主義の、非日本人ならではの発想なのかもねー!」
って直ぐに受け入れたけどね
それに第一、こーんなことぐらいで、せーっかくリアクションくれた
ルークをみすみす手放すこともないって思ったのよ
そんでもって、そこからあたしとルークのやり取りが始まったわけ
そもそも、我がアレックス大先生ってば、
高倉健のTHE黒人メンズ版って感じで、
どこかニヒルで元々多くを語らないのよー
だから、あたしたちはほとんど用事がない限り、
それこそ、ちまちまとLINEでのやり取りをしたりなーんかしないのだけど
一方、このルークに至っては、
んまー、よーくおしゃべりになること、なること、笑
そ、1人で勝手にぴーちくぱーちくとしゃべり続けているわね、笑
そ、だから、あたしは彼のことを密かに、一人二役の
おすぎとピーコのTHE黒人メンズ版って思ってるぐらいよ、笑
そんでもって、黒人メンズが訊いてくる質問って大体決まりきっているわね
「セフレとか彼氏とかいたりするの?」
(なぜか結婚してるとは訊かれない、
プロフでチェック済みだからかと思えば、そーでもなかったりする)
「いないわ」
(あたしもこれまでの苦ーい経験から、嘘も方便で、とぼけます、笑)
「これまで外人と寝たことある?黒人とは?」
(外国人メンズは自分のことを外人と呼びがち)
「20代の頃はそれなりに、あったわ」
(これだけ唯一、ホント!笑)
「外人と何人寝たことあるの?」
(オイ、こちとら、一応、これでもレディーのつもりだぞ、
のっけから女性に『経験人数、年齢、体重』の
タブーの3数のいずれかを訊くのは失礼やぞー!
まずはお前から言えー!!)
「ルークはどーなの?笑」
「日本人は5人、あと外人は数えきれないぐらい!」
(ふーん、来日5年でたったの5名…?案外モテないタイプなのかもねぇ)
「だから、キデは?!」
(しつけーな、ちぇッ、このまま逃げ切ろーかと思っていたのにぃ、笑
あぁ、面倒くせー!!)
「ルークと同じぐらいかな、外国人メンズは5名ぐらい?」
(この数には、しーっかりとアレックス大先生もカウントされています、笑
それはそーと、ここで正直に経験人数なーんかを馬鹿正直に言った日にゃー
自分のやりちんぶりは棚に上げちゃって
こちらばかりを「どーせガバガバなんだろー?」とか
「性病ヤバいー」とかまで言ってくる始末
そんでもって、よくよーく聞いてみると、そー言う肝心の自分は
すねに傷があり過ぎちゃって、心当たりがあり過ぎちゃって
とにかく怖過ぎて、性病検査を一切受けるつもりはないって言い張るのよ!
ね、どー思う、まずは性病検査をちゃーんと受けてから
そんでもって、たった1人のセフレだけに絞ってから
モノを言いやがれって感じでしょ?
そりゃー、別にあたしじゃなくたって、カチンって頭にきて
一言、二言…いや、三言ぐらい言い返してやりたくなるってもんでしょ?)
「どーして、外人好きなの?日本人キライなの?」
(あー、ハイハイ、ど定番の質問よねー、あー面倒臭ーい!!)
「日本人メンズは性的に弱いことが多くて、満足出来ないと言うか…」
「僕の前の日本人セフレも同じこと言ってた、白人も弱いって、笑」
(お、自分、マウント取れて、さも嬉しそーやん!笑)
…と、ま、こーんな感じで、
あたしとセックスがしたくてたまらんルークは
毎晩、あたしにLINEをせっせと送りつけて来たわけ
「キデのMが見たいから、写真ちょーだい♡」とか
一度は、思い余ったルークから図々しくも
そーんなおねだりをされたりなーんかしてね
まさか外国人メンズからもされるとは!笑
もちろん、お断りしたけどね
ところが!!
そーんなやり取りを続けていたある日、
ぱたりとルークからのLINEが途絶えてしまったことがあったの
「あれぇ、今日はまだ1通もルークからLINEが来ないわねぇ…
ひょっとしたら、もー既に他の女性でも見つけたのかも…?」
なーんか、いーっつも当たり前に来ているものが
来ないときの落ち着きのなさってば
そーそ、毎日あったお通じが飛んでしまって、
ぞわぞわと気持ち悪くなる感じにも似てるわね、笑
そーしたら!!
ルークからさ、夜更けに突然LINEが来たのよー
あれってば、ヤツの敢えての作戦だったのかしら?
だから、すーっかりとそれに乗せられてしまったあたしは、
「あらーん、音沙汰なかったから、寂しかったじゃないよー
他にいいひとでも見つけちゃったのかしら?」って
思わずルークにLINEの返事のっけから書いてしまったぐらいよ、笑
そーしたら、ルークのヤツ、ケロリとしてこー言いやがる!
「そうですか?誰も見つけたりなんかしていませんよ!
キデとセックス出来る日まで待っているんですから
ところで、キデは何歳ですか?」
だって!!笑
うふふ、悔しーけど、その夜はルークの作戦一本勝ちだったわね、笑
尤も、ホントにあたしだけを待ってくれているとは到底思えないけど…笑
そーそ、このルークは南アフリカ出身の39歳の独身メンズなのね
はーっきりとはこちらも遠慮して訊かないけど、
どーやら仕事を転々としているみたいで
仕事の関係で、隣県からあたしたちの住む県へと引っ越して来たみたいね
ちなみに、今は製造業の仕事をしてるみたい
「キデは今は外人セフレとか外人の彼氏とかいないの?」
(気になることは何度でも訊いてくるよねーって、
元々人の話を聞いていないか、それとも、
他にやり取りをしてる女と混同してしまっているかだわね、笑
あたしもしょっちゅーそれ、やらかすからなぁ、笑)
「だからさっきも言ったとーり、今はいないよ
…少し前にいたけど、別れたかな」
す、済まぬ、アレックス大先生!!嘘も方便ですからー!
往々にして、外国人メンズってば、
お互いセフレ程度の軽ーい関係しか求めていないくせに
まだ実際に逢瀬どころか顔合わせさえもしたことなけりゃ
写真交換さえもしていなくて、
お互いの顔だって全然知らない状態にもかかわらず
「あたしには既に外国人メンズのセフレ1号がいます!」って言った日にゃー
一丁前にしーっかりとあからさまに嫉妬してくるんだよねー
そ、まるでこちらの彼氏か旦那気取り、笑
だから、あたしはついに決めたのよ!
もーいい、彼ら黒人メンズの前では金輪際、馬鹿正直に言わない!!ってね
「どーして、別れたの?」
(まだ会ったことない相手に、そこまで図々しく訊く?!
しまった、別れの理由まで設定していなかったぜー)
「…彼が大阪へと転勤になってしまったからよ…」
(アレックス大先生が大阪から赴任してきたのはホントだからさ、
咄嗟にその逆を言っちゃった、笑)
「大阪って近いじゃん、会おうと思ったら会える距離だし、
第一、前カレから未だに連絡あったりしないの?」
(まだ会ってもいないのに、
もーこの時点から自分以外のメンズに嫉妬ですか?!
ヤキモチ妬きのめんどい男だな!)
「ないわよ、それはそーと、ルークはどーなの?」
「前カノは日本人で、外人好きのめっちゃエロい女性だったなー
とにかくセックスが大好きでやりまくりばっかり
あ、キデはソファでまずは1発セックスする?
前カノは、駆けつけソファで2発、それからベッドでエンドレス…
もちろん、ゴムつけなかったし、中出ししまくりだった
でも、ボクだけでは到底満足出来なかったみたいで、
他の外人ともして妊娠しちゃったもんだから、そいつと結婚しちゃったよ
だから、別れたんだ」
なるほど~、あたしみたいな一時的にハマる、にわか仕込みとは違って
真正の外国人メンズ大好き女性って、往々にしてゴムなし、
中出しセックスがデフォルトだったりするよねー
避妊ピルを当たり前に服用してるからとか何とか言って
確か、アレックス大先生の元妻の日本人女性も
黒人メンズが大好きで、彼女からロックオンされてしまったアレックスは
毎日ゴムなし、中出しのセックスを妊娠させるまで強要されたってこぼしていたわ
…って、アーレックス、あーんたもそれなりに楽しんだだろーって
あたしゃ、人知れずツッコまずにはいられなかったけどね、笑
そんでもって、その元妻も1回のセックスで
連続7-8回中イキは当たり前の性豪で
アレックスの顔を見るたびに、
「セックス、セックスして-!」ってせがんだんだとか
ちなみに、その元妻は看護師さんらしくて、
アレックスがぼそりとこー言っていたのが、
とーっても印象的だったわ、笑
「看護師さんは、性豪が多い…」
…って、アレックス、あーんた、
一体、何人の看護師さんに手を出して来たのよ…?笑
あーッ!!
…どーかしたんスか、キデさん…?
あたし、このルーク以外にもー1人、
やり取りを続けている黒人メンズがいたの、
すーっかりと忘れてしまっていたわー
…キデさん、一体、何人の黒人メンズとやり取りをしているんスか…?
あら、今のところ、しぶとく残っているのは、たったの2名よ!
そのもー1人の残党、ウィリアムについても、次回お話するわーん
それじゃ、またね~
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