PR

セフレは外国人(エトランゼ)~その2~

あたしから一方的にKakaoIDを送り付けた後、

 

程なくしてアレックスからKakaoでメッセージが来たわ

 

あたしは自己紹介、挨拶もそこそこに、

 

アレックスにこんなメッセージを送ったの

 

「こんにちは、キデです

 

やっぱり、あたし、どーしてもしたくて仕方ないから

 

連絡しています

 

今日のご都合は?

 

16時ぐらい、空いてる?」

 

それと言うのも、既にサイトのメールで、逢瀬するなら

 

以下の条件を守って欲しいと伝えてあったからよ

 

「バック、アナルはナシ、Fもしません

 

それから、コンドームは持参のこと

 

あたしへの炭酸水(無香料)の差し入れもお願いします

 

そちらの自宅へは行きません、ホテルでの逢瀬を希望します

 

尚、ホテル代は全額負担でお願いします

 

それでもいいのなら、是非お会いしましょう」

 

もちろん、アレックスはこの条件を了承済みだったわ

 

「今はコンドーム持っていない、大丈夫ですか?

 

前日に言われて用意していたコンドーム、

 

会社のロッカールームに置き忘れて、

 

(職場は年末年始の長期休暇に入ったから)

 

取りに行けない

 

ホテルに置いてある、コンドームでは小さくて痛いから

 

使えない、外出しでも大丈夫ですか?」

 

ぬぉー、そー来たか!

 

確かに、最近の平成メンズでも、食の欧米化が進んだせいなのか、

 

体格的にはフツーでも、隠れ巨根メンズが結構いたりして

 

彼らでさえもホテルの備え付けのゴムが小さくて痛いと

 

嘆いた姿を何回か目の当たりにしたことがあるから

 

黒人で巨根が当たり前のアレックスならば、

 

当然そーなる状況もこちらとしては理解できる

 

だったら!!

 

どーして、自分のサイズに合った、ゴムを常備しておかないの?

 

それに、第一、手元になければないで、買いに行けばいい話なのでは?

 

「だったら、ドラッグストアで買ってください

 

初対面なので、コンドームはして欲しいです」

 

それからしばらくアレックスの返事は途絶えたわ

 

あたしはてっきり、アレックスってば

 

あたしともー会うつもりはないものばかりだと思い込んでいたから

 

あたし的には結構待ったつもりの、

 

20分後、早々にこんなメッセージを

 

彼からの返事を待たずに送り付けていたけどね

 

そ、あたしは織田信長的、ちょーいらちの短気な女なのよ

 

待たされることがこの世で一番嫌いで醜悪だとみなし、

 

直ぐに相手を斬り捨ててしまうところが、ねw

 

「会う気ありますか?

 

なければ、他の人を探すので、早めに教えてください」

 

そ、師も走る、慌ただしい師走だろーとも

 

独身の平成メンズにはそんな世間の雰囲気も無縁らしく

 

晦日であったにも関わらず、その日、

 

朝から何通かお誘いのメールを貰っていたのよ

 

これは後でアレックスからピロートークで聞いて知ったことだけど

 

彼は今自分が住んでいて、あたしも退屈で憎む、

 

この町で余りにすることがなさ過ぎて仕方ないから

 

休日たびに一人でドライブをすると言っていたけど

 

あたしからKakaoのメッセージを貰った時、

 

ちょーど彼は地元から60キロ離れた、

 

海岸都市のドライブウェイを走行中だったのね

 

それで、コンドームの話が出たから、

 

彼は目につくドラッグストアにいちいち立ち寄っては

 

自分のサイズのコンドームを探していたと言うの

 

だから、返事が遅くなってしまったって

 

だけど!!

 

アレックス曰く、「メガサイズ」というそのゴムは

 

成人女性の前腕は軽くもちろん、

 

どんな大きさのモノも飲み込んで包み込んでしまうものらしく

 

それだけに、あたしたちの住む地方都市ではまだまだ需要が少ないのか

 

県都ではなくて、港町のいわゆる赤線地帯だった隣町のドン・キホーテにしか

 

置いていないとか何とかって言っていたっけ…

 

あたしはそんなアレックスからの返事にしばらく思案していたものの

 

ま、どーせ初めから、あたし自身では到底抗えやしない、

 

強い力でこのアレックスという男に引き寄せられているのだから

 

今更、ゴムありなしだなんて、実にちっぽけな問題に思えてきたわ

 

いいわ、ゴムがないというのなら、ないでそのまま致しましょ

 

確かにアラフィフのあたしが妊娠する確率はほぼ0%に等しいのは

 

確率論ともども、つい最近別れた、

 

タツノスケ師範とのセックスにおいても実証済み

 

あたしが恐れるのは、もはやそんな低い次元での確率論の問題ではなくて

 

唯一、性病感染の一件に尽きるけど、いいわ、これも感染覚悟で臨みましょ

 

だって、何度も言うけど、あたしはホントに自分でも分からぬ、

 

強い力でこのアレックスに引き寄せられていたし

 

それをさらに後押しするかのよーに、あたしのMはじんじんと熱を持って

 

どんどんと小陰唇が充血して膨張していくのが感じられたし

 

膣の中がずきずき疼く感じさえしてきたのよ

 

そ、どーしても、この男のPを咥えてみたいと蠢(うごめ)くの!

 

最近にしては、ちょっと珍しー発情の深刻さだと思ったわ

 

あたしは、物書きの端くれとして、書き物のネタ、タネとして

 

敢えて自分の感情、思考に注目し、それを徹底して追求し

 

ここで余すところなく書いているわけね

 

だけど!!

 

…うふふ、だけど、あたし自身はと言えば、

 

実は自分の感情、思考なんてまーったく信用していやしないの

 

だって、それってば、所詮誰かからの借り物の価値観による副産物にしか過ぎず

 

そこに、あたし自身によるあたし自身の純粋な想いがあるかと問われれば

 

100%そーだとも言い切れないから

 

そ、価値観1つを変えてやるだけで、実に他愛もなく、

 

自分の感情や思考なんてひっくり返ってしまうもの

 

だから、あたしはそんな危うい、自分の思考や感情を信用しないのよ

 

そんなあたしが、唯一信じているのが、自分の体の感覚だったりするわけ

 

そ、この場合だったら、ここまでアレックスを欲してる、自分のMの感覚とかね

 

そ、Mの感覚は、いつでも絶対で、揺るぎがないわけよ

 

だって、あたしだってこの間、

 

劇的な価値観の転換があったりしたわけだけど

 

そんなドラマチックだった出来事にまーったく左右されることなく

 

相変わらず、今日も我関せずって感じで、

 

あたしのMは欲情しているわけだし

 

いいえ、むしろ、このマイペースで不動のMによる欲情を

 

すんなりとあたし自身が受け入れるために、

 

自分の価値観を大きく転換せざるを得なかったと言ってもいいぐらいよ

 

そ、体の感覚は、こーして、個人の思考、感情さえも凌駕してしまうの

 

え、「妙に哲学めいて、言っていることが分からないんですけどー?」ですって?

 

うふふ、だったら、ややこしーことは忘れてちょーだい!

 

つまりは、その時のあたしは、いわゆる理性がぶっ飛んでいて、

 

自分でも制御不能な、強い性欲に突き動かされて、

 

アレックスと会わざるを得なかったとでも言えば、

 

分かってくれるかしらん?

 

そ、そーいう意味であたしは、確かに性欲が強い女だわ

 

メンズの中には、あたしがこー言うと、

 

女だてらにベッドの中で精力絶倫的に何度でもノンストップで

 

Pによる挿入を求め続けるイメージを勝手に持たれてしまうけど

 

そーじゃないのよ、あたしが自称してる「性欲の強い女」とは

 

むしろ、ベッドの外でのこーやって性衝動に突き動かされて、

 

制御出来ない言動のことを指して言っているわね

 

たびたび、こういうことがあるものだから

 

そ、あたしと実際に寝てみたメンズは分かるかと思うけど

 

あたしはベッドの中では、

 

「性的粗食派」だから実にシンプルであっさりとしたセックスを好むのよ…

 

to be continued…

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

人気ブログランキング

人気ブログランキング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました