みーんな、おつかれさん
あ、どーぞ、私のことは気にせず、お昼食べてね
その代わり、私の問わず語りに、少し付き合ってくれる？
そーそ、前回は、ジミーのせいで私が散々婦人科で
不快な体験ばかりをしてきたと愚痴をこぼしたところで
ちょーど終わっていたのよね
そーそ、我がセフレ筆頭のケースケ師匠が言っていたけど、
ケースケ師匠は私の前にも何人か40代のセフレがいたそーだけど
いずれも彼女らと別れた理由が
彼女らがケースケ師匠に本気になってしまったからだとか
確かに、あるのよね～、1対１でセフレと関係を持ち続けると
大体2年も過ぎる頃には情がすっかり移っちゃって
「セフレ2年目あたりで本気になっちゃう問題」がね
まさに私とジミーもそーだったわね
尤も、未熟なガキだった私が
主にのぼせ上ってしまったわけだけど
そーそ、そんでもって、
2人で地元の1軒しかない百貨店に
ペアリングを買いに行ったりしたものよ
うふふ、そこで対応してくれたデパガは
商売心もすっかり忘れてしまって
ジミーと私のアンバランスな組み合わせに
露骨に不審そーな顔をして見入っていたわね
そりゃあ、そーでしょーよ、美女と野獣じゃないけど
ええ、自分で言いますとも、いたいけな女子大生と
ジミー大西似のオッサンなんだから
そんでもって、当時大学2年生だった私は
1カ月もあった、海外での研修旅行で
引率責任者の大学教授を誘惑してしまったことがあったの
彼は私より27歳ぐらい年上で、当時45歳だったのかな
うふふ、今現在の私と同じぐらいの年齢ね
そー言えば、当時、彼はしきりに
「老いを感じるよーになった」ってこぼしていたから
まだ19歳そこらだった私の若さに惹きつけられたのかも知れないわね
うふふ、今の私が20‐30代のセフレメンズを求めるよーにね
私がどーやってこの、S教授を誘惑したかについては
割愛させてもらうわね
だって、話が広がり過ぎていよいよ収拾つかなくなってしまうもの
さすがに、話の大幅な脱線＆迂回が持ち味の私とは言え、ね…
すっかり私にのぼせ上ってしまったS教授は
私がいつも左の薬指にしている
ペアリングに目ざとく気付いてね
「俺以外に男がいるんだな、そいつとはキッパリ別れて欲しい」
って言われたのよ
私も彼から溺愛されて、若さゆえに随分と傲慢だったものよ
だから彼にこー言い放ったのよ
「いいわ、だったら、この指輪を飲んでみてよ
本当に飲めたら、その指輪の送り主の男と別れてあげる」ってね
そーしたら、本当に彼はジミーからの
指輪を飲んでしまったの
ちなみに、彼は私の挑発で本当に指輪を飲んでしまったものの
後で、慌てふためいてね、
このまま体内から排出されなかったらどーしよって
自分の知り合いの医者とかに青ざめて
電話して相談したりしていたわ
「フン、だったら飲まなきゃよかったのに」って
相変わらずの強気で傲慢だった私は、
そんな彼を冷ややかに見ていたけどね
でも、翌朝、すっきりと排出されたみたいで
ご丁寧にも彼はそれをトイレから掬い上げて、
ティッシュでくるんだものを嬉しそーに私に見せよーとしたの
もちろん！見ることを断固拒否したけどね！
その他にも、もー1つ決定的なことがあったのだけど
さすがの私でもここでは書けるよーな話ではないから
それは割愛することにして
そーやって、私は約束どーりS教授と
付き合うよーになったから
ジミーとは関係がすっかり終わってしまったというわけよ
もー、ジミーとS教授の話はこれでおしまいよ
さすがに若気の至りで、
恥ずかしさでいたたまれないわよ
おまけに、上司である、昭和枯れすすきの夫が
さっきから私を睨んでいるわ
仕事に戻らないと！
お互い、午後からの時間も頑張りましょ
またね～
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