みーんな、おつかれさん
あ、どーぞ、私のことは気にせず、お昼食べてね
その代わり、私の問わず語りに、少し付き合ってくれる?
そーそ、前回はお互い性的に破天荒だった
ジミーと私との関係はキレイごとばかりじゃなかったけど
それでも、ジミーのPには数十年経った今でも未練はあるわ
っていうところで、ちょーど終わっていたのよね
そーねぇ、ジミーとのセックスで中イキを知ってしまった私は
すっかりジミーとのセックスに夢中になっちゃって
「もー、小遣いなんて要らないから、もっと私とセックスをして」
ってジミーの家に入り浸ったり、
いつしか学校もそんなに行かなくなって制服を着たまま
朝からホテルにこもったりしたものよ
いわゆるセックス中毒ってヤツよね
ジミーはジミーで私以外にも不特定多数
の相手とセックスをするものだから
私もそんなジミーから性病を何度か伝染されたり
何かしら婦人科系のトラブルを抱えていたりしたわね
そんでもって、ある時、家の近所の医大へ
婦人科受診に行ったわけ
今でこそ大病院での診察はやれ、紹介状だの
高額な初診料だのと言ってそう簡単に診察を
受けられなくなったけど
30年も前は気軽に誰でも受診できたものよ
そんでもって、診察台に上がって診察を受けていたら
いきなりその担当の医師がこちらに何の断りもなく
ぞろぞろと学生を引き連れて来てね
私の露わになった下半身を教材にして
「これが典型的な性病の一例だ」なんて
勝手に講義を始めちゃうわけ
ちょっとー、こちらも一応、年頃の娘なんですけどね!
って、恥ずかしいやら悔しいやら!
「ジミー、あの野郎!!」って恨んだわね
そーそ、思い出したけど、ジミーの野郎のせいで
嫁入り前の娘でありながら
「新婚病」なるものにり患したことがったのよ
うふふ、未婚の女子高生ながらにして「新婚病」よ、笑えるでしょ?
制服着たまま、泌尿器科へ単身乗り込んで、
そー診断されたものだから思わずポカンとしちゃったわよ
中年の男性の医師も制服姿の私にさも気まずそーに病名を告げたわね
え、「新婚病」って何ですか?ですって?
…ま、そー訊いてくるだろーとは思ったわよ
正式には、「新婚性膀胱炎」のことね
これは昔なら、新婚により性交渉が増えることによって
肛門にある大腸菌が膣を経由して尿道に入り、膀胱炎を発症してしまうこと
そー言えば、ジミーに「アナルに入れてみたい♡」って言われて
有無を言わさず、Pを入れられてしまったことがあったわ
もー、あれってば、痛み以外、何物でもありやしないわね!
そんでもって、そのときにきっと患ったのよ
あ、そーそ、老婆心から1つアドバイスしておいてあげるけど、
女性は尿道が短く肛門と近いせいもあって雑菌が膀胱に入りやすいから
性交後、速やかにトイレで排尿した方がいいわよ
私もこれをかれこれ数十年も行い続けているわね
おかげで、その時以来、膀胱炎とは無縁の生活よ
うふふ、今ではこんなにもコンスタントにメイクラブをしているのにね
あ、そーそ、排尿、排便後も女性は後ろから前へ拭き取るのではなく
前から後ろへ拭き取るのよ、さもないと既婚だろーと未婚だろーと
私みたいに「新婚病」にかかっちゃう可能性あるからねー
…あら、もうこんな時間
上司である、昭和枯れすすきの夫が
さっきから私を睨んでいるわ
仕事に戻らないと!
お互い、午後からの時間も頑張りましょ
またね~
コメント