みーんな、おつかれさん![]()
あ、どーぞ、私のことは気にせず、お昼食べてね![]()
その代わり、私の問わず語りに、少し付き合ってくれる?
そーそ、前回はセフレのジミーと初めて出会って
彼の車に連れ込まれそうになったところで終わっていたのよね
実際にジミーは私を助手席に乗せると
いそいそと車を走らせながら言ったのよ
今にも舌なめずりしそーな顔して
何度もじっと私の横顔を見ながらね
「キミ、凄く可愛いね、好みのタイプだよ
それに今どきの子にしては、とても清純そーに見えるし
このまま、ホテルへ行く?お小遣い3万でどう?」
私は別にウリをしていたわけではなかったのだけど
「ま、小遣いをくれると言うのなら
貰っておきましょ、断る道理なんてないし」って
その後もジミーは私と会うたびに
小遣いを律儀にくれたわね![]()
だって当時はまだバブルの好景気に
沸いていた時代だったしね![]()
え、「だから小遣いの額も高額だな」ですって?
そーなの?今時の若い子の相場だなんて
知らないから何とも言えないけど
でも、そーとも推測出来るわね
何てたって今は長引く不況から
全然抜け出せずにいるものね![]()
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この時はまだ平成初期だったと思うけど
今にして思えば、まだ昭和の余韻引きずる
随分と大らかな時代だったわね
いくら週末でこちらも制服でなく私服だったとは言え
17歳と言う未成年であったわけだし
今なら、青少年保護育成条例違反という
立派な犯罪で即、逮捕よ!
そーね、でもこの時は、ブルセラとか援助交際とか
やたら私のよーな、女子中高生の売買春が
横行した時代でもあったわね
だから、この話をかつての私の愛人メンズの1人で
当時のジミーとまさに同い年、
38歳の平成メンズに話したら
幼い娘の父親でもある、彼は相当ショックを受けたみたいで
「犯罪だ…犯罪だ…」って、ブツブツと呟いていたわね
内気な平成メンズにとって、そもそもナンパ自体が
自殺行為に等しく、しかも自分の年齢の半分の女子高生を
拿捕(だほ)して車に連れ込むだなんて
まさに「狂気の沙汰」のよーに思えたのでしょーよ
そーそ、何度も過去記事で書いているけど
ジミーがジミーと呼ばれるゆえんは、
ジミー大西にクリソツだったからよ
あ、既にジミー大西については調べたのね![]()
あ、それからちなみに、
「クリソツ」って言葉、みんなには通じるわよね?
少し前まで私のお気に入りのセフレメンズの1人だった
23歳の青年から真顔で
「クリソツって、何スか?」って訊かれて、
「あぁ、これが噂のジェネレーションギャップってヤツね!」
って、その場でよろよろとよろめきそーになったものだから
…あら、もうこんな時間![]()
上司である、枯れすすきの夫が
さっきから私を睨んでいるわ![]()
仕事に戻らないと!
お互い、午後からの時間も頑張りましょ![]()
またね~![]()


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