マスター、ジン・リッキー2つ、頼むよ
彼女のヤツは、そんなにライムを効かせないで
カイ、素敵なバーね、夜景も素敵だわ
そうだろう?
お気に入りのお店でね、大切な人しか
連れて来ないよ
キデと会う前に、
キデのブログを読み込んできたせいかな
何か会う前は、著名な作家に
会いに行くんだって気分だったね
うふふ、やめて、何かくすぐったいわ
それに、ゆーやと顔合わせしたときのことを
思い出すから、何かそー言われると、
ちょっと複雑ね
どうして?
こんなにも自分のことを
公開して発信している人と会うわけだから、
自然とそんな気持ちにもなるよ
でも、俺は今、ファンとしてではなく
1人の男としてキデと
会っているつもりだけどね
それはそーだけど、結局、ゆーやと私は
ファンとブロガーって関係から
抜け出せなかったわけだし
でも、不思議、今後はこーやって
私のブログを顔合わせする前に
事前に読み込んで、会うメンズが
増えてくるというわけね
ゆーや君とは、確か読者筆頭で
終身名誉第4愛人って人だったかな?
…まだ、ちょっと愛人四天王の面々を
覚えきれていないんだ
是非とも、相関図が欲しいくらいだよ
それに、顔合わせするのは、
俺で最後にして欲しいな
うふふ、ゆーやもまさに同じこと言ってたわ
トオルが抜けた今、最新で時系列に沿った
Kidechan’s men の相関図が欲しいって
また、考えておくわ
それはそうと、キデは仕事とブログとの
両立で大変ではないのかい?
余りの忙しさにうつ病になりそうだとか
…うつ病?
あー、カイはカウンセラーだから、
職業柄、そんな質問の仕方をするのね
ならないわ、150%断言する!
だって、私は職場では、
「~すべき、~あるべき」から
いかに自分が上手く逃げるかが仕事だと
思って働いているから
極力、自分がしたくない仕事はしないの
なるほど、それは正しい働き方だね
そーなのよ、仕事っていうのは、
職場のために良かれと思って、
自己犠牲で働いても何の評価もされないし、
それで自分がズタボロになっても
何のケアーもしてくれないし、
こーやって自衛して働くしかないのよ
うつ病の患者には、「空などの上を見ること」
「歩くとき、ステップを踏みしめながら
歩くこと」をアドバイスすることもあるって
話を聞いたことがあるよ
分かるよーな気がするわ
人は何かしら体の感覚を精神よりも
下に置きがちだけど
私は常々同じぐらい大事だと思っているの
…実は、私も、全く同じことを教祖様から
アドバイス受けたことがあるのよ
ほう、それはどうして?
…カイはこー言うと、
信じてくれるかどーか分からないけど
…私、霊魂が肉体からよく離脱するの
それで何をしているかと言うと、
空中飛行してストレス発散してたりするわ
肉体的に疲れてて、入眠するかしないかの
タイミングで霊魂が抜け出そうとするのを
感じるから、「抜けるな、抜けちゃダメ」って
唱えながら、そんなとき、肉体の感覚に
集中するよーにしているの
「今、私は疲れて横たわってる、
目を閉じてる…」って感じでね
肉体的に疲れてるときが一番ヤバいかも
私があまりに容易く幽体離脱をしやすいから
教祖様が1つ1つ自分の行動に注目して
身体的感覚をしっかりと把握しなさいって
アドバイスしてくれたのよ
「あまりに幽体離脱が頻繁に起こると、
やがて自分の肉体に戻れなくなります
そーでなくても、それが頻繁に起こると
肉体と精神との乖離が大きくなり
廃人になってしまいます
尤も、そーなる前に僕が阻止しますけどね」
って、教祖様に言われたの
だから、カイの、その肉体に注目して
空を見上げたり、踏みしめて歩くってこと、
分かるよーな気がするわ
なるほど、キデらしい解釈だな
でも、本質的には合ってるかな
キデみたいに、自分の言葉で自分の考えを
しっかりと話せる女性が好きなんだ
何も言わずに思わせぶりに駆け引きだとか
仕掛けてくる女性はごめんだよ
…うふふ、カイ、何かあったの?
確かに、駆け引きってば、
時間と情熱の無駄遣いね
それに、私、空気を読まない、
読めない女だから、駆け引きだなんて
通用しないしね
私はたとえどんなに情緒がないって
嫌がられよーとも
はっきりと自分の気持ち
要望は相手に伝えるかな
それはそうと、キデのブログには
実にたくさんの登場人物が出てくるね
俺はまだ、「ブサメンとメイクラブ」
のところまでしか読めていないけど、
キデの話によると、このブサメン・カジモトが
さらに昇格してキモメン・カジモトになるとか
そーねぇ、カジモトはその後も数々の嵐を
巻き起こした男だから、
Kidechan’s men 界隈では、ある意味、
伝説の御三家ネタキャラとなっているわね
そーそ、ゆーやは、謎の男、メンズXのカイのこと
あの男は一体誰なんだ~!ってしばらく騒いでいたけど
今は、私の人生初のセフレ、ジミーに首ったけで
カイのことはすっかり忘れてしまってるみたいよ
ハハハ、俺の知らないところで勝手に騒がれて
勝手にあきられてしまっているのか
ゆーやは、より変態チックなキャラが好きだからね
ジミーに彼なりのセンサーで変態臭を
かぎ取ったのでしょーよ
ジミーについて記事を書けってうるさいの
確かに、キデのブログに少しでも登場出来るのは
とても嬉しいね
うふふ、そーだと思うわ
手前味噌だけど、私、自分のブログの登場人物には
皆、愛情と愛着を持って書いているから
一見、人との交流って、自分と気が合う、
自分にとって無害で有益な人たちとの
交流ばかりを指しそうだけど
自分にとって悪意のある、
危害を加えそうな人との遭遇だって、
実は立派な交流だと私は思ってる
だって、そーでしょ、そんな一見、
自分にとって物凄い害でしかない人も
その人の与える害によって
ストレス、苦痛を与えられるけど
見方を変えたら、大変な問題提起を
してくれている場合もあるわけよ
「○○に気付け!」とか
「環境を変えろー!」とかってね
だから、私はそんな人と出会ったら、
この人の与えるストレスという
オブラートに包まれているのは
一体何の問題、
一体どんな人生の課題なのかなって
考えるよーにしてるの
すぐに人は、自分のことを
不運だツイてないって考えがちだけど
そもそも、そこから発想の転換で
自分はいつでも幸せになる運命なんだ
さて、このトラブルはそのより幸せになるための
一体どんなドリル問題なのかなって
思って目の前のトラブル、ネガティブイベントに
取り組んだら、それはそれで気持ちもかなり
楽になるものよ
そんでもって、そのドリル問題が解けたら
その一見害しかなかった人たちに
感謝さえしてしまったりしてね
成長させてくれてありがとーとか
気付かせてくれてありがとーって感じで
だから、私は自分のブログの登場人物には
どんな最凶最悪のキャラだろーとも
感謝と愛情を込めて書いているわけ
なるほどね、今後も俺のことを
書いてもいいけど、ま、そこは
お手柔らかに頼むよ
うふふ、さー、どーかしらね
もう一杯、頼むかい?
そーね、お願い、カイ
to be continued…
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