お湯を張り終えて、あたしとアナル坊やは
一緒に浴室へ向かったわけだけど
あたしは浴室の中へ入って思わず立ちすくんでしまったわ
だって、大きくひび割れていたバスタブは
ビジネスホテルのシングルルームにあるよーな
そんな小型の細長いバスタブだったもの
え、これにどーやって2人して入れって言うの?!
デリヘル嬢と恐らく使い慣れてるアナル坊やは
あたしに構わずざぶんと浴槽に浸かったわね
仕方ないからあたしもアナル坊やに続いておずおずと浴槽に入ったけど
言うまでもなく、ざぶんざぶんとお湯は大洪水で溢れ出たわ
アナル坊やはあたしを背後から抱き寄せると
大抵のメンズがそーするよーに
あたしのうなじの左側にキスをしてきたの
あたしはうなじと耳たぶが弱い
アナル坊やのキスにそそのかされて
あたしは思わずため息のよーな声を上げたわね
あたしの豊かな肉の感触、
そしてあたしの小さな喘ぎ声に反応したのか
まるで水揚げされた魚が跳ねるみたいに
あたしのお尻辺りで、アナル坊やのPが
2,3回勢いよくバウンドしたのを感じで
あたしは思わずにんまりとしたわね
おぉ、頼もしいこと!
だって、あたしがこの1年近くの間にサイト経由で
色んなメンズと逢瀬して観察・考察し蓄積してきた
メンズの習性に関するデータ、
その名も、Kide’sdata によると、
この後に続く、メイクラブへの前哨戦とも見ている、
バスタブでの戯れで
Pが既に勃起していないことは由々しき事態で
そーいうPはベッドの中でも十中八九
中折れ地獄を見ることになるから縁起悪いのよ
だけど!!
新種のPの到来など知る由もなかったあたしは
この時、ぴちぴちとあたしのお尻で元気よく跳ねるその様に
実に平和に1人でほくそ笑んでいたわけで
…おっと、そのあたしにとって未知なる遭遇だった
新種のPについてお話しするのは、もう少し後でよ
アナル坊やはあたしのうなじに軽くキスをすると
もー待ちきれないのか、あたしのおっぱいの方へ腕を伸ばし
あたしの熟れたなつめのよーな、
少し大きめの乳首をくりくりとこねくり回したの
そりゃあ、上半身最大の性感帯である乳首をいじられると
あたしだって思わずのけぞって、アナル坊やの肩に頭を預けながら
喘ぎ声も次第に大きくなっていくわよね
だけど、1人用のよーな小さなバスタブに2人で入っているから窮屈だったし
それに、本来ならあたしが自分に課してる門限の21時近くで
このホテルに入ったものだから、時間も気になって
早くこの続きをベッドにてしてしまおーと、
あたしは先にアナル坊やを浴室から追い出したの
あたしも1人になったら、慌てて自分の体を洗ってしまうつもりでね
1人取り残された、バスタブのお湯はもーほとんど残っていやしなかったわ
あたしはそれで湯冷めしたのか、
はたまたこの陰湿過ぎるホテルに、もののけでもいるのか
6月の半ばで蒸し暑い夏はもーそこまで来てると言うのに
あたしはなぜか1人、浴室でぶるぶると寒気に震えていたの
今にして思えば、あれはこれから繰り広げられる惨事の、
またしてもオーメンだったのよ…
to be continued…
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