アナル坊やはあたしと上下入れ替わると、
無言で正常位であたしの中に入って来たの
そのままずっと無言でアナル坊やは実に単調極まりない
ピストン運動をこれまた実に長時間繰り返していたわね
いい加減、あたしのアクメは消え去り、
ついでにMもすっかり乾ききって干からび始めて
それなのに、一向に終わりそーにない、
このアナル坊やのピストン地獄!!
もしや、こいつは恐怖の遅漏野郎だったのか?!
それでもあたしは是非とも相手のメンズにもイッて貰いたいと
随分頑張ったと思うわ
あたしのMの中で、アナル坊やのPがちょっとずつ勢いを失って
小さくなっていくのを確かに感じていたのよ
だから、あたしはそんなアナル坊やに
助け舟を出すつもりで言ってあげたの
「…ねぇ、ちょっと休憩しない?」
「…そーだね」
アナル坊やは心なしかほっとしたよーな表情で
あたしからPを抜いたわ
あたしもやれやれと、ぐったりとして横たわったの
あたしの腰の辺りのシーツに、
アナル坊やがPを引き抜いた時に付けたと思われる
たぶんあたしのMからの小さな出血の染みが出来ていたわね
おぉ、無言で頑張った、
あたしの女としての勲章ね!
何度も言うけど、大抵の男だったらここで、
「キデさん、門限は大丈夫だったかな?
今回、俺は緊張したのかダメだったけど、
そろそろキデさんは帰り支度した方がいいね」
なんてサラリと言って、
さっきまでの気まずさを払拭してしまうものよ
だけど!!
そんな極めてフツーの男の感覚を
全く持ち合わせていないアナル坊やに至っては
あたしの知らぬ間にサイドテーブルの隅に隠して置いていた
あのずっと用途不明だったローションを
ここへ来てやっと、伝家の宝刀であるかのごとく取り出しては
さも大事そーに両手で抱えていたの
そーよ、あたしはすっかりそのローションのことを忘れてしまっていたわ!
さ、そのけったいなものを一体何に使うのか、今こそ教えてもらおーか!
遅漏野郎のあんたのせーで、すっかりカピカピになって血まで出た
満身創痍のあたしのMに今更、塗り込むだなんて、
まさかそんなご無体なこと、言い出したりなんかしないわよね?!
そーやって、あたしが身構えていると、
アナル坊やは、ぽつりぽつりとこんなことを話し始めたの
「…おれ、余り中でイッたことないんですよね…」
え、何の中ですって?一体何を言っているの?
せっかく迎えたアクメの後、アナル坊や、もとい、
この遅漏野郎のせいで、実に不毛なお勤めをさせられて
その疲労で朦朧としていたあたしは
アナル坊やの真意を直ぐには理解できずにいたわ…
to be continued…
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